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ケンイチが選ぶ2018年1月のベストソング

先日Twitterでもつぶやいたんですけど、昨年の夏頃から数ヶ月、集中的にダイエットをしていました。きっかけは、銭湯に行った時の体重測定。それ以前にも「太ったね」との声をもらっていながらほとんど気に留めていなかった俺は、何とはなしに乗った体重計が指した目盛りを見て絶句した。

「えぇえ…嘘やろ!?」

そう、世の中はいつだって数字で回っている。俺は痛感しました。なるほど、俺はどこからどう見ても、何ならどう抗ったとしても太っている…。そこからは一念発起。毎食2杯は食べていた大好きな米を半分以下に減らし、週の半分以上はジョギングを行い、時折りサウナで汗を流し…。幸い代謝は人一倍良かったので、この生活を続けて約3ヶ月で15キロマイナスに成功。

友人は「どうせならいけるとこまでいっちゃって、ダイエットのレポートで一儲けでもしたら良かったのに」なんて笑いながら口にしていたけど、他人事が過ぎるぜ。こちとらワケの分からん次元まで自分の体が膨れていると思い知らされて、半ば恐怖だったというのに。

にしても、自分がなぜこうもストイックになれたのか、未だに謎なのです。今となっては、実行していた頃の自分が別人のよう。火事場の馬鹿力的な働きなのか、もしくは意外とそういう能力が潜んでいるものなのか。人間、やってみるモンですね。


では、2月になったので、1月リリース楽曲で個人的にヒットしたものランキング形式でいくつか。

1位:小袋成彬「Lonely One feat. 宇多田ヒカル」

OBKRさん。棉めぐみをワキャワキャ聴いていた当時は、まさかこんなに出世するとは思わなかった。にしても良いです、この曲。N.O.R.KでのオルタナR&Bの系譜を辿りつつ、宇多田ヒカルのみずみずしい歌声の参入によって強烈なインパクトも内包。彼女のあの調子、多分自分名義での曲ならまず出てこなかったと思う。

2位:清水翔太「Good Life」

<良い人生 悪い人生 俺以外Judgeする権利はない>シンプルな内容だけど「ほんとそうだよな〜」と素直にうなずけたのは、10年にもおよぶ彼の紆余曲折の歴史背景を知っているからか。オントレンドな音色を取り入れた久々のノレるシングル曲。もっとも、ここぞというタイミングで転調を構えたりとベタな手法にも事欠かず、実は「最近でもっとも泣けるシングル曲」でもあったり。

3位:RYUJI IMAICHI「ONE DAY」

三代目における昨今の彼の歌唱は精彩を欠いている部分が多く、正直に言って、いちリスナーとして消化法が定まらないこともままありました。ただこの曲を聴いて、思った。「なんでもっと早くやらなかったのか」と。甘美なスロウトラックに映えるエロチシズム全開のファルセット。ここまでの迫力や熱量って、生粋のR&Bファンでなければ成立し得ないだろうし、彼の新たな試金石としてなんら申し分ありません。

4位:ルンヒャン「不機嫌なガール」

最新アルバム「PHOTOGRAPH」より。ピアノがメインのしなやかなナンバーが軒を連ねる中、この曲の高揚(というかイライラ)モードには脱帽を禁じ得ず。スイーツ名を連呼するイントロからすでにセンス抜群なのに、臨場感たっぷりのバンドサウンドの清々しいグルーヴといったらない。

5位:EVO+「Night Dance」

最近ではJinmenusagiとの「Get Up」も好評だった彼女。ニコニコ動画出身にして、R&Bを筆頭とした芳醇な歌モノをがっつりと聴かせてくれる、今後注目の覆面歌姫です。先日リリースされたアルバムには、キラキラ系R&Bに心ときめくこの楽曲のほか、AORやジャズの世界に挑んだナンバーも。

*上記の楽曲を含む月間プレイリストも作りました。以下からどうぞ!

https://itunes.apple.com/jp/playlist/best-groove-2018%E5%B9%B41%E6%9C%88/pl.u-Jvkmte9XrL



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