ボヘミアンラプソディ

俺が何者かは俺が決める

この映画を1番象徴し、1番フレディの生き様を強く感じる言葉
元々厳格な父親の元に生まれたフレディが元々の名前を捨てフレディマーキュリーとして生きて行くと決めてから一貫して自分で決めてきた

バンドの方向性も 自分の性についても

そしてこの映画のクライマックスライブエイドに出演する前、何もかもを自分で決めて来たフレディが唯一バンドにだけ病気を告白しバンドそして家族を初めて家族と認めたシーンに、一人では生きてはいけないと言うごく当たり前な事を改めて痛感させられる

と言うかフレディでもそうなんだから、みんなそうなんだろうなー

簡単にこの映画を説明すると、よくあるバンドの挫折と栄光の話なんだけど、それをクイーンがやると世界規模感が凄いw ビートルズの影の部分はドラッグだったりする言わいる海外バンドの定番みたいなものだけどクイーンはそれだけではなく、性的マイノリティやそれに対す世間の感覚、今の日本にも通じる大きな社会問題に関わってくる。

この映画をみて今の日本人にフレディマーキュリーが生きていたらどんな言葉をかけるのだろうか?
コロナ禍の中、どんな国難が迫ろうと言うSNS監視は辞めない
有名になるには聖人君子が求められ、社会の理想像を一方的に押し付けられる時代 人を楽しませる、人生を賭けたエンターテイナーの生き様がこの時代に投げかけるボールはあまりにも大きい。

そもそもこんな時代ならクイーンは出てこなかっただろうけどw

誰もが街やテレビで聞いた事ある名曲で彩られた映画は今の時代だからこそのメッセージを強く含んだ映画でした。