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【このマンガがすごい2018オトコ編1位】約束のネバーランド

舞台は孤児院、目的は脱走。
幸せな孤児院での生活、そんな孤児院の本当の姿は人を食べる鬼の為の人肉農園だった…。

のっけからなかなかハードな運命…最初に試し読みした時はえ、これ少年ジャンプで連載してるの?って驚き。
冒頭ではほのぼの楽しい孤児院生活が描かれてるけど徐々に認識番号や毎日のハイレベルなテスト、白で統一された子どもたちの服装に違和感を感じてたらこういうことですか…。

主人公はそんな中でも身体能力や頭脳共に優れた年長組のエマ、ノーマン、レイ。他にも12歳までの子どもたちがきょうだいとして生活していて、6〜12歳までに里親の元へ行くルール。きょうだいたちは出て行ってから手紙の1つもくれない〜なんて言ってるけど、そりゃそうですよ実際は出荷されてるんですもの。
そんな中偶然人肉農園であることを知ったエマとノーマン。驚きつつも冷静さを取り戻しレイを仲間に引き込み脱走のための作戦を考える…!

ここでも問題はいくつもあって出荷対象である子どもは最年少で6歳だけどそれ以下の年齢の子どももいる、人数も多い、出れたとして外の世界に安全はあるのか?
そして最難関は孤児院で子どもたちの世話をするただ1人の大人、ママの存在。

頭脳戦、心理戦でエマたちの顔色をみたり揺さぶりをかけたり、駆け引きが多くママは一枚も二枚も上手。3人の優秀さはかなり強調されてたのにそれでもかなわない感じがひしひしと…笑顔がめっちゃ怖い!!一対一じゃ到底かなわないママに3人はそれぞれの得意なことで補うチームプレーもかなり見どころ。

まだ連載中の作品なのですが、エマの望みや希望を叶えようとする諦めない姿を見続けるのが楽しみです。

タイトル:約束のネバーランド

作画:白井カイウ・出水ぽすか



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