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赤ちゃんと僕

私の中の大好き子育て家族漫画の一つ!
とはいえ子育てと言うより父子家庭での年の離れた兄弟ものなのだけど、兄である拓也が弟の実くんの面倒を見る姿はほぼ子育て。ちょいちょいブラコンって言われまくります。

ただのほのぼの子育て漫画というわけでもなく、最初の頃は兄だからと弟のために色々と我慢しなくてはならないことにいっぱいいっぱいな姿には私も年の離れた弟もいたのでやや共感。だってクラスメイトが遊びたい中幼児は連れてけないし、我慢するしかないよね。

私が読み始めた時は拓也くんと同じくらいの年齢で、クラスでのトラブルだったり作中に出てくるクラスメイトと似た感じの子も自分の周りにいる!ってところもなんだか漫画の中の出来事なのにひどく身近に感じていたもんです。

学校はご近所の人とのエピソードだけでなく、ちょっとだけ関わるキャラクターのでてくるお話で好きなのがさちこちゃんとお兄さんの回。これ小学生の頃に感じたお兄さんへのもどかしさが今改めて読むとお兄さんの気持ちに共感できてくるんですよ…改めて大人になって読むと今度は同級生気分だった拓也を大人の目線で見て、私はこんな風に人と接することができたのかな?とか自分の子ども時代を思い出したり。

あとは2人の両親が若い頃のエピソードも好きです!馴れ初めや今は子煩悩な春美パパが若い頃は結構イケイケな感じがツボ!
ホームコメディなタッチの話もあれば、いじめやDV、虐待を問題にした話もあったりただのほのぼの家族ものだけじゃなくて重いエピソードの中でも解決したり成長があって本当最終話に続く話は毎回号泣します。


タイトル:赤ちゃんと僕
作者 :羅川真里茂
単行本全18巻 文庫版全10巻
ネットでも


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