研修病院を選ぶ時の基準

QOMLという言葉を聞いたことはあるでしょうか。

患者自身の生活の質をQOLと言うのに対し、医療従事者自身の生活の質を、QOML=quality of my life と表現します。

私が研修医の頃に知った言葉であり、その頃は座右の銘にもしていました。

24時間呼び出されるなんてあり得ない、と本気で思っていましたし、飲み会で病院からの電話を無視して、次の日に指導医にこっぴどく怒られた事もありました。

「患者が急変する可能性があるってわかってたよね」

「そんな時はお風呂に入る時も携帯を持っていくの!」

「医者に休みなんてないのよ!」と

それだけ説教されても、私の頭の中にはQOMLという言葉が芯としてあったので、「この人は何を言っているんだろう」という目で見ていたことを思い出します。

その指導医は数ヶ月後に「勤務が辛い」という理由で退職していき、自分に継続出来ないことを下に強要する人間を見て、より一層とQOMLという言葉が私の中で力を持つようになりました。

そんなわけで、ここからはQOMLを重視したい人だけ読み進めてください。

ちなみに、私自身はQOMLを重視した研修医を経て、アンチQOMLの後期研修医となり、専門医となってからは技術を買われて年収3000万近いバイト医となり、そして今は開業医となっています。

私の研修医時代のエピソードを聞いて、少しでも違和感を覚えた方は読まない方がいいと思います。

まず、選択基準の1つとしては、

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