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人生で初めて長編小説を書き切った話

 note創作大賞2024に応募したくて、ノリと勢いだけで長編小説を書き始めた。
 そして、結果、書き切った。
 自分が一番驚いている。あぁ私って、長編書けるんだ・・・?!

 長編といえど3万字前後。1000 ~ 2000字の文章を、✖️20話の構成。
 おそらく書店に並ぶ文庫本達には程遠い字数なんだと思う。それでも、『大きな物語を最後まで書き切れた』っていう事実は、私にとっては、なんというか、ものすごく大きな収穫になった。
 思えば4月の半ばくらいから、多分ずっとやっていたと思う。本当に思う。長かったーーーーー!

 何度か題材を変えた。
 書き始めてからボツにしたお話もあった。

 本編を描き始めたら、初期のプロットがどんどん使い物にならなくなっていった。
 その度にプロットを作り直して、続きの文章を書き進めた。

 一文字も書けない日があった。そしてそんな日は執筆をサボって、いっぱい寝た。
 自分の書いた文章が、理解できない日があった。そんな日も執筆をサボって、近所の銭湯で休憩していた。

 いっぱいサボって、いっぱい自分を甘やかして、溜まったエネルギーを注ぎ込んで執筆をしていった。それでもちゃんと、途中経過は吐きそうだった。

 しんどい場面もいっぱいあったのに、今、次は何を書こうかな?って思い始めている自分がいて、とっても怖い。
 書き切った時の鳥肌と変な汗と謎の高揚感。創作って麻薬だったんですね。
 そういえば短編小説の制作キメた後、鈍くだけど効いてましたわ。
 長編だと、というか初めてだから余計にかもしれないけれど、麻薬の効果って大きいんですね。学びました。これは危険ドラッグだわ。

  作っている最中、完結していないにも関わらず、物語を追って読んでくださった方々、また、書いた文章をイイネで応援してくださった方々、本当にありがとうございました。
 飽き性で『コツコツ継続すること』が苦手な私。それでも長編小説を最後まで執筆できたのは、応援してくださった皆様のおかげです。

 最後に、自己満足かもしれませんが、作った作品のリンクを貼らせていただきます。
 わー、なんか嬉しすぎて、もう変なテンションになってる。
たぶん明日誰かに殺されても、きっと後悔しないで大人しく成仏すると思います。

 それでは皆様、おやすみなさい。良い夢を!


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