ゴール


2020年11月10日、

兄との喧嘩、家族への反抗期。
兄に謝った時から少しづつだが関係は良好に進んでいるかと思う。
特に理由もなかったが、走りたくなって気分転換で走りに出た。影響を受けやすい僕の性格が出たのかもしれない。Flashというヒーロードラマを見ている

走りながら思った

歩くことが好きな理由。走ることが好きな理由。それは何からも束縛がないからだ。
何キロで走ってもいい、止まってもいい、横に歩いてみたり、ジャンプしてみたり、踊ってみたり。そこには真の自由があった気がした。

そこには楽しさがあった。純潔で潔白な自由。
自由といえば白を思い浮かべるが、それは正解のようで間違いであると僕は思う。

白い布に自由に描いてこそ、
そこに自由は存在するように、白い布を白のままにしていてはそこには自由は存在しない。
ただの布でその存在は生涯を遂げてしまう。

だから何色でもいいとにかく描け、汚せ、書け、破れ、重ねて、切って、自分の思うがままにするのだ。それでこそそこに真の自由がある。
自由とは実にはかないと思う。一度筆を入れてしまったらそれはその色をもとに良いものを描こうとするからだ。最初の一筆目はあんなにもワクワクして何を塗ろうか迷っていたのにも関わらず、
筆を持てたものはまだマシかもしれない。理想だけを想像し続けているものもいる。気持ちはわかる。僕もその1人だった。臆病だった。自由を汚してしまうかのようで、。
けどそれは違った。
汚さない事こそが自由を汚すよりも酷い、奪うことになっていたからだ。

だから僕は汚す。


美しく、儚く、醜く、
自慢できる俺なりの自由を見せるために


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