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ドコモ・バイクシェアの値上げは妥当なのか
ドコモ・バイクシェアは、来年2月1日より東京11区・練馬区・川崎市の料金を改定すると発表しました。具体的には1回会員・月額会員の延長料金が110円/30分→165円/30分となります。
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これまでドコモ・バイクシェアは一部時間帯でHELLO CYCLINGよりも安い設定となっていましたが、今回の改定により全時間帯でドコモ・バイクシェアの方が高くなるようです。両社は基本的にエリアの棲み分けがなされているものの、ドコモからHELLO CYCLINGへ流れる向きも生じるでしょう。
今回の料金改定の狙いについてドコモ・バイクシェアは、利用者の増加に伴いポートに自転車が不足しているため、延長料金を改定(値上げ)することで短時間で返却するよう促し、より多くの方に利用してもらえるようにすること、としています。
たしかに、これまでの料金体系では1回会員の場合、30分まで165円・以降30分ごとに110円加算と、長時間利用した方が単価が安くなる状況でした。「自転車を多くの人で共有するというサービスの趣旨を踏まえ、長時間の占有はご遠慮願います。」としているドコモ・バイクシェアにとっては不可解な話です。
また、ドコモ・バイクシェアでは今年8月に大阪・奈良・広島で、10月に仙台で同様の延長料金改定を実施しており、今回の改定はいずれ来るものだったと言えます。
初乗りを下げてほしかったとは思いますが、延長料金を基本料金に揃えること自体は納得できる施策です。
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