見出し画像

見たかった観せたかった景色を見にいこう〜スピンオフ

初めてソン・リリンを観た日。
私はソン・リリンが本来の姿になり、ルネ・ガリマールと対峙した時、すがるような悲しい寂しげな顔を見た時に
声を聞いた時に
「ソンは自分を、ありのままの自分を受け入れて欲しかったんじゃないのかな…」と思った。

私、ルネ・ガリマールになってないよね?
そう思った。

私はあんなふうに圭人くんを思ったりしてないかな?
私の理想を圭人くんに押し付けたりしてないかな?
そう思った。

「こんな人だと思わなかった」

自分の理想の人が
自分の理想の枠からはみ出しただけなのに
その人の本当の姿を見なかった、受け入れてなかっただけなのにそれに気づきもせず、言っているこの言葉。


私はルネ・ガリマールになってはいないか?

見せてくれる一部を知って、それが全てだと思い込んだり、自分の勝手な思い込みからはみ出した部分を見ないようにしたりしてないか…
その余白に私の知らない部分があること、
自分だって誰にも見せない部分があるのと同じように
圭人くんにもその部分があること
その部分を含めて私の大好きな圭人くんだって分かっているか…

私は圭人くんが誰よりも好き。

推しとか担当とか、私には分からないし、圭人くんをそんなふうに考えたりしたこともないけど
「好きな人」
この言葉がぴったり当てはまると思っている。

ルネ・ガリマールを見るといつも私の圭人くんへの想いを重ねちゃうのは
ルネのソン・リリンへの眼差し、理想の女性像に対する想い…それは煌めきに恋するとても自分勝手な想いに近いと感じてしまうから。
ずっと自分の好きなまんま(自分の理想)でいてくれたら…なんて残酷で、自分の好きな人を傷つけるんだろうって気付かされる。

ソンが言う「前は残酷だったけど今は優しく言ってるんだよ」を思い出す。

だからこそ想う。
そのまんまでいいんだよ。
自分のまんまでいてね。って。

今日もこんな激重な愛を圭人くんへぶつけながら
誰よりも大好きだよ♡ってバカみたいに愛を叫ぶんだ←やめて




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?