クラシックギターを続けてください
今回の記事では、伝説のクラシックギタリストの渡辺範彦さんのお弟子さんだった、長浜すみおさんの、渡辺範彦さんとの思い出話を読んだことによるエピソードなどについて書いています。
ではいきます!
2024年5月号の現代ギターに、渡辺範彦さんの特集が組まれていて、早速読んでみた。
渡辺範彦さんは、日本人として初めて、パリギターコンクールで、審査員満場一致で優勝された伝説の日本が誇る、クラシックギタリストの1人でした。
過去形なのは、残念なことに、2004年に肺がんにより、56歳の生涯をとじられたからです。
音源がYoutubeやYoutube musicで聴くことができるということで、さっそく聴いてみた。
「これは素晴らしい」
この一言が感想だった。
見事なフレージングと音色。
渡辺範彦さんが爪弾く、クラシックギターの音色は、今まで聴いてきたどのギタリストよりも感動をもたらす音だ。
渡辺範彦さんのサイトがあることを知り、
そちらも読んでみた。
そのサイトに、「範彦ファンの部屋」というコンテンツがあるのですが、その中に、
とても感動的な記事が投稿されていました。
現在、群馬県でクラシックギター教室を運営されている、「長浜すみお」さんの記事です。
若き日の、渡辺範彦さんと、長浜すみおさんの、思い出話しが書かれているのです。
そこには、クラシックギターを愛するもの同士の、師弟愛ともいえる、物語が綴られています。
わたしは、これを読んで、長浜すみおさんに、連絡したくなりました。
渡辺範彦さんと同じ時間と空間を共有された、長浜すみおさんに、渡辺範彦さんのことを直接お聞きしたかったのです。
長浜さんのクラシックギター教室のサイトには電話番号が記載されていましたので、突然で申し訳ない気持ちもありましたが、思い切ってお電話してみました。
お電話での、長浜すみおさんは、生前、渡辺範彦さんが、長浜すみおさんにお話されるように、優しくいろいろとアドバイスくださいました。
お電話を切った後に、私から、ショートメールでお礼を送信しました。
その後、長浜すみおさんから
「ギター続けて下さい、健闘をお祈りします!」
と、温かいメッセージをくださいました。
生前の渡辺範彦さんが、長浜すみおさんに、メッセージをされた様に。
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