FXGTの新サービス、Traders Insightsを考えてみた。

 こんにちは。
 kieth.wです。
 最近、FXGTが新サービスを始めましたね。
 何となく思ったことを適当に書いてみました。
 暇つぶしにでも読んでやって下さい。

※ 注意点として

 下記を免責事項とさせていただきます。


・このnoteはあくまで私の主観に基づいて書かれています。
 ですので、その正当性を保証するものではありません。
・このnote内で紹介した手法・考え方に基づいてトレーディングを行い、損失を出した際に、責任・損失補填などは行いません。

  こちら、新サービスのTraders Insights。


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 FXGT内のポジション比率を見れるというもの。
 それ以外にも、open interest(建玉)一覧やポジション、どこに価格が多いかの比率が見れる仕様に(三時間おきの更新)
 FXGT内のBTCトレードを行う際には有用かもしれません。
 誰がどこでどのポジションを取っている等の、視覚的なポジション比率を見れるのはトレードする上で優位性があるからです。
 ただ、BTC関連の取次先とその先にある取引所が開示されていないことは暗号通貨にだけに関して言えば不安点でもあります。
 例えば、同じような為替・先物・指数・暗号通貨を提供するFXブローカーはいくつかあります。
 
〇 Evolvemarkets  BTCトレードに関しては主要取引先はBitmex(先月まで) 今月からは取引所の数を増やし、流動性の向上と約定率の安定をはかる方針に転換したようです。

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 Evolvemarketsだと、個別にですがこのようなポジション比率を見れる仕様になっています。これはリアルタイム表示ですが、Evolvemarkets内の顧客のポジション比率なのか、繋いでいるLPからのレート反映なのかは不明。
(ブローカーはそこまで開示しませんのでこれは仕方ありません)
 一次情報としてトレードの運用ツールとしては有用かと思います。

〇 Weltrade
  ここはイギリスのライセンスを持つFXブローカー。
  Hitbtcと提携して、レバレッジ20倍のBTCUSDを提供しています。
  MT5対応、手数料ゼロ。スプレッドの狭さは優秀ですね。

画像7


※LP(流動性プロバイダー)に関しては下記サイト参照
https://www.fxplus.com/useful/skill/broker-structure.html

 為替にもDDやNDD、ECN方式やSTP方式などいろいろありまして。
 流動性プロバイダーもあれば、流動性アグリゲイターなどもあり。
 プライムブローカーを問い合わせしてもFXGTは返答なしなので、外部LPがあるかどうかも少し分からないところではありますね。
 
 プライムブローカー(画像参照元は上記サイトより)

プライムブローカー

流動性プロバイダー(画像はSpotwaer社のHPより)

画像4

 流動性アグリゲイター(画像はSpotwaer社のHPより)

アグリゲイター

 まあ、この辺りは深堀りしていくとA-bookだ、B-bookだというような論になりそうなので適度に画像だけ貼っておきます。
 本題に戻り、FXGTのような社内ポジション比率を見れるブローカーはいくつか存在します。(ブローカー規模の大小にも拠りますが)

 こちらはis6のHPより

画像6

 この様なサイトもありますね。

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 iforexも似たようなサービスをHP内で表示しています。

画像9

 iforexは個別に見るようになるので、総括で見れるサービスではありませんが、そのブローカー内でトレードをする際にはいいかもしれません。

 さて、問題なのはFXGTが社内で全てのポジションを呑み、取引先に流しているのか、顧客の注文を全てインターバンク市場(暗号通貨だとAPIもしくはFIXAPI経由の取引所網)に流しているのか、社内だけで全てのポジションを相殺しているのか。
 この三点です。
 最初のやり方だと日本国内の証券会社では当たり前の光景ですし、次点だとECN方式、もしくはSTP方式で注文を流している場合もありますね。
 三点目だと社内マリー(顧客同士のポジションを相殺)していることになり多くの枚数を持てる顧客が結託するとBFで起きたCB発動などの可能性もあったりします。
(ブローカー側はBFの板取引ではないので、この可能性はとても低いですが‥‥‥。ただし、繋がっている先の取引所が板取引であれば可能性はありますね)
 
 まとめると、FXGTはそれほど大きなFXブローカーではありません。
 新規サービスとして始まった、Traders Insights。
 これがどれほど、為替やBTC市場規模を反映して視覚的なトレード運用ツールとなるのかをこれから見守りたいと思います。

 また、大きな視覚的に見れるサイトとして、skew.(スキュー)があります。
 skew.は現時点では、 プロフェッショナルアカウント(一般向けサービス開始は未定)は、トレーディング会社、投資会社、トレーディングベニュー、金融および暗号メディア会社、証券会社、または暗号データ分析会社として活動する法人顧客のみが利用できる、暗号通貨の分析データ販売とOTC取引を提供している会社です。
 
 無料でも分析データを見れるページがあるので記載しておきます。

画像10

 このようなHPを見てトレード運用に活用するのもありかと思います。
 以上、つらつらと思ったことを書いて見ました。
 keitn.wでした。 

PS. 海外FXブローカーでスワップフリーのブローカーを見つけました。
  取引手数料無料。スプレッドは下記画像を参照。
  ここについては、近いうちに何かをtwitterで呟くかもしれません。
 (あくまで予定です)

画像11

ミルトン


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