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教育3.0:自分を生きる目的意識が描ける世界へ。ビジネス体験教育の必要性とは?


私たちは、「子ども向けビジネス体験教育」をコアとして、社会課題の解決を図るソーシャルビジネスカンパニーとして活動をしています。


■株式会社バリューズフュージョン
https://valuesfusion.jp/

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新しい時代に必要となる資質・能力とは?

子どもの時からビジネスを学ぶなんて早くない?と思われる読者の方もいらっしゃるかと思います。

確かに30代の私たちの時代では、ビジネスのことに触れるのは、早くて高校1年生(15〜16歳)になって飲食店や引越し業などアルバイトを経験し、お給料を頂いてビジネス=仕事に触れる機会になると思います。

また学校教育でビジネスのことについて触れる機会は、日本の教育文化を考えても難しい現状があります。学校の先生方も、算数・国語・理科・社会その他英語などの授業で忙しく、また2020年度から必修化のプログラミング教育の導入もあり、難しい現状があります。

文部科学省が提唱する新学習指導要領の大きなテーマは「生きる力」とあります。教育で重要な方向性は「新しい時代に必要となる資質・能力の育成」を重要としていくこと。とあります。

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では、「新しい時代に必要となる資質・能力の育成」とは一体どのようなものなのでしょうか?

私は、子どもの時から「ビジネススキルを学ぶこと」が一つ重要な能力ではないかと考えます。

なぜ?そのように考えるか。

日本の経済と教育の連動性について、少し時代をタイムスリップして皆様と見ていきたいと思います。

30年間:日本経済と教育の連動性を考えてみる

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この数字は一体何を意味するでしょうか?これは、今から30年前。1989年(平成元年)世界時価総額ランキングで、上位50社中/32社もの日本企業がランクインをしている数字になります。通信、銀行、電力・ガス会社、自動車、家電など生活インフラを支える企業が名を連ねています。

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そして30年後の現代。
2018年(平成30年)世界時価総額ランキングの日本企業数は一体どうなったのか?

こちら見てみると、上位50社中/1社 日本企業がランクインをしている状況になりました。トヨタ自動車が35位にランクインしています。

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30年間で、32社もの日本企業がわずか1社になってしまった・・。
一体何が起こったのか・・

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私の仮説は、世界の社会経済の変化において、教育の迷走がおきてしまったことが1つあげられるのではないか?と考えました。

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教育1.0 教育2.0と定義してみる

「教育1.0」とは?
1989年(平成元年)世界時価総額ランキングの日本企業数32社がランクインした時代をつくった、1945年〜1989年の44年間。戦後復興期を経て、高度経済成長期の時代です。私はもちろん生まれていないので、この時の感覚がわかりません。書籍やネットニュースの情報で感じる社会の空気感は「追いつけ・追い越せ」

先進国に追いつき、追い越せと突き進んできた戦後復興期における日本の経済成長は、とにかくみんなで一緒に、今日よりも明日がいい暮らしになるぞ!という国民共通の幸せ感を求め、とにかく残業を厭(いと)わずハードに働いていた時代とあります。

会社を最優先して家庭を顧みず仕事を頑張る日本の強い企業戦士の皆様が、世界時価総額ランキングの日本企業数32社/50社がランクインした結果をつくり、日本の経済成長を生み出したものだといえると思います。

戦後から、教育の部分では学習指導要領は、戦後の0→1から教育過程の基準を決めていき、教育内容も現代化が進み、知・徳・体の調和のとれた人間性豊かな児童生徒の育成をテーマとアップデートしていったそうです。ここでは経済成長、世界NO.1を生み出した社会の空気「追いつけ・追い越せ」をわかりやすく「教育1.0」と定義してみます。

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教育2.0とは?
1989年〜2018年の30年間を見ていきましょう。
世界時価総額の評価軸では衰退をしていくこの時代。学習指導要領は約10年ごとに4回アップデートを繰り返しています。

【1】1989年〜新しい学力観の登場。社会の変化に自ら対応できる心豊かな人間の育成。

【2】1998年〜基礎・基本を確実に身に付けさせ、自ら学び自ら考える力などの[生きる力]の育成。2002年から土日は休みになり「完全学校週5日制」とゆとりがテーマにもなりました。

【3】2008年〜[生きる力」の育成、基礎的・基本的な知識・技能の習得、
思考力・判断力・表現力等の育成のバランス。

【4】2017年〜「主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)」と情報活用能力(ICT活用能力)の始まり。

そしてこの30年間の間に、世界時価総額の評価軸では衰退していった結果となりました。この間を「教育2.0」と定義してみましょう。

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2020年からの新しい未来教育を「教育3.0」と定義

ではこれからの30年間、2020年〜2050年の間はどんな教育をするべきなのか?本格化する人工知能(AI)、5Gの開始から30年後の世界の変化は一体なんなのか?そんな時代背景の、新しい未来の教育をつくる期間を「教育3.0」と定義します。

日本経済と教育が抱える2つの問題

「教育3.0」を語る上で、これからの日本経済を作る上で、教育と経済に関わる2つの問題があります。それが学校の先生の疲弊と、出生数(赤ちゃんが生まれる数)の減少です。

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学校の先生は月80時間の残業されている方もおられたり、精神疾患による退職される方が増えており、教育現場の改善が叫ばれています。ですので学校の先生に新しい教育の知見と提供を行うのは課題がありそうです。

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また出生数(赤ちゃんが生まれる数)は45年間減っており、100万人が平均だったこれまでからついに90万人を割る状況です。

国内のGDP(働く人の数と勤務時間 × 生産性)は、子どもの数が減り、ご高齢者増える今、減っていくことが各メディアで叫ばれています。

変えられないもの。変えられるもの。

子どもの数が減る、働く人の数が減る、経済が衰退していきそう・・この流れ変えられなさそうです。でも、変えられるものは生産性

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生産性を向上させるには、限られた人数で一人ひとりが「自分を生きる目的意識が描けて、活躍できる世界をつくること」が、日本の未来に重要な切り札だと思います。そして「新しい時代に必要となる資質・能力の育成」のために必要だと考える教育が「ビジネス体験教育」です。それを統合して、私たち「教育3.0」と定義しております。

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「教育3.0」で重要な3つのポイント

私が考える「教育3.0」とは、【自分を生きる】という共通目標を大切にしています。そのために必要なことは2つ。【目的意識】【経済的自立】の2つを持つことが重要と定義しています。

目的意識】 ・・人生で心からやりたい目的を持つこと。
【経済的自立】・・自立してお金を得るためのビジネススキルを持つこと。

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【目的意識を描く】小学生による社会課題解決のプレゼン大会「スタートアップJr.アワード」

小学生自らが考えたアイデアを動画でエントリーし、優秀なアイデアを表彰するアワードです。アイデアの着想力はもちろんのこと、構成力やプレゼンテーションの表現力、訴求力も含めて評価する大会を主催しています。日本中の小学生はもちろん、世界の小学生も誰でも無料で自由に参加が出来て、自分が思う社会課題を設定し、その解決するアイデアをプレゼンテーションする大会です。


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【プレスリリース】
小学生の問題意識の高さとプレゼン力に審査員も感嘆!小学生による社会課題解決のプレゼン大会「スタートアップJr.アワード2019」盛況のうちに閉幕!小2の受賞者も!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000043615.html

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【経済的自立を目指す】小学生のためのビジネススクール「いいね!MBA」/子どものビジネス体験「いいね!レモネード」

主に2つのビジネス体験教育を行なっております。

【1】小学生のためのビジネススクール「いいね!MBA」
子どもたちがこれからの社会で必須となってくるさまざまなビジネススキルを、子どもにもわかりやすく、楽しみながら理解・体験できるようにアレンジした教育プログラムです。子どもの思考や発想にきちんと寄り添いながら講義を進める、ビジネスの学問を学ぶスクールです。はじめてのビジネス、プレゼンテーション、クリエーティブ発想力、ブランディング、マーケティング、SDGsなど社会で活躍するために必要なビジネススキルが学ぶことができます。

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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000043615.html


【2】子どものビジネス体験「いいね!レモネード」
東京の表参道を中心に、子供がレモネードの販売を通じて、「ビジネスの第一歩」を経験していただく教育プログラムです。社会で活躍する楽しさやお金を稼ぐことの大変さを学ぶと同時に、チームで協力したり、他人に商品をアピールすることによるコミュニケーション力が養え、商品が売れた喜びは子供達にとって確かな成功体験となります。さらに収益の一部を子供に関する支援をおこなっている団体へ寄付することにより、社会貢献の大切さも学ぶことができます。

ビジネス体験教育の効果

教育効果としても、小学生で起業家を目指す小学生仕事価値の理解「作る」「売る」ことのどっちが自分のキャリアに合ってるか見えたりしています。またレモネードを販売する時に、外国人の方にうまく英語で話せなかった、価格の計算がすぐにできなかったことがきっかけで、英語と算数を学び直す子供もいます。

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「教育3.0」を皆さまと共につくっていきたい

私たちの想いは、まだまだ東京を中心とした子供にだけしかサービスがご提供出来ていないので、日本全国のお子様に「ビジネス体験教育」を提供し、【自分を生きる目的意識が描けて、経済的自立を目指す】機会をつくっていきたいと思います。

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そして2020年〜次世代の子どもたち、皆様とともに、新しい日本をつくっていきたいと強く思っています。そして、「教育3.0」は私たちの考えが全てでなはく、皆さまと共に作っていきたいと思っております。皆さまのご助言・ご支援を広く頂ければ大変ありがたく思います。

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