「人のために」は返ってくる
マネージャーは、自己犠牲。
ほとんどのマネージャーが「人のために」と言っています。本当でしょうか。
尽くしたことは返ってくる
私は、人のために尽くしたことは、自分に必ず返ってくる。つまり、「人のために」は「自分のために」であると思います。
なぜなら、人は尽くされたり、助けられたりすると、「感謝の気持ち」がうまれるからです。
一人では妥協してしまうことも、仲間の応援でもう一踏ん張りできたら、誰でもありがたいと思うでしょう。
仲間の応援が力に
仲間の応援というとM下電器の独身寮の時代を思い出します。
当時、M下電器では、多くのスポーツチームを抱えていました。
・バスケットボール部 日本リーグで活躍！
・野球部 社会人野球(都市対抗)で活躍！
・バレーボール部 Vリーグで活躍！
・サッカー 私の入社後すぐ、Jリーグに参入！
・女子サッカー部 日本リーグで活躍！
・女子卓球部 五輪銀メダリストが所属！
そして、お互いを応援し合うのです。
寮生はお互いを刺激し合う
中でも、野球、バスケ、バレー部は、スポーツ専用の独身寮もあります。その３部の独身者は、同じ寮で寝食を共にします。
それぞれのシーズン、違うスポーツを応援して、お互い刺激をもらいます。
試合観戦の日は、寮に帰ると誰となく「応援ありがとう」から言葉を交わします。
この「ありがとう」は本当に気持ちのいい「ありがとう」でした。
スポーツは自己犠牲
自己犠牲に話を戻しましょう。
よく考えれば、スポーツは全て自己犠牲では無いでしょうか？いかに人のために動くか、気配りするか、助け合うか、そして、感謝するか。
バスケットボールでも、スクリーン、リバウンドなど、自分を犠牲にすることが多いですよね。
大事なことは、人のためにプレーする事で自分が生きることです。
だから、スクリーンをした後や、アシストパス、味方がシュートした後のリバウンドを頑張れと指導しています。必ず、その後には「ありがとう」があるからです。
この「ありがとう」が多いチームは負けないチームです。
スポーツだけではありません。世の中、みんなが、「人のために」行動したら、もっと「ありがとう」が増えます。豊かな世界になりますね。
「ありがとう」の笑顔が優勝メダル
マネージャーは、自分を犠牲にしたり、人に尽くす事がほとんどですが、必ず「ありがとう」が返ってきます。
マネージャーは、その一言のために頑張れるし、疲れや嫌なことが吹っ飛びます。
マネージャーのメダルとは
マネージャーには、優勝してもメダルがありません。しかし、私にとっては、選手からの「ありがとう with 笑顔」が最高の優勝メダルです。
初めて日本一になった時、ある選手から、「お前のお陰で勝てた、ありがとう」と労いの言葉を言われた時は、本当に涙が止まりませんでした。
今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました。このテーマはなかなかまとめるのが難しく、少し時間がかかってしまいました。
もし、マネージャーの方がご覧になっていたら、面倒くさ〜い、いや〜な事でも笑顔で頑張ってください。きっと、みんな笑顔になれますよ！応援しています！
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