フロンティアスピリッツ 〜人生を開拓しよう〜
皆さんは「生意気」と言われたことがありますか?スーパーカンガルーズ時代は、「生意気な!」とよく言われましたし、自分でも生意気だったと思います。
同時に、(これは意識はしていませんでした)〝初〟のことが意外と多いこともわかりました。
気がつけば〝初〟がつく
・母校のバスケ部から初のN本体育大学へ進学
・N体大では、初の2軍生から1軍の主務
・N体大主務から初の実業団就職
・M下電器では、リーグ初の渉外担当
・日本リーグマネージャー初の教員転職
ある人が言ってました、「生意気さは忘れるな。ただし歳をとったら礼儀をわきまえろ。」
この歳にもなると家族もいて責任の所在も多いし、体力も昔のように無理が効きません。
「三十代までは身体を使って仕事をしろ!四十代は頭を使って仕事をしろ!」とも言われたことがあります。今まさに身に染みるお言葉です。
もし、これを読んでいただいている皆様が、三十代まででしたら、ぜひ生徒とともに汗をかいてほしいし、四十代であればさらに経験と知恵を駆使しながら、時には人を動かして行動してほしいと思います。
五十代の武器は何か
さて、すでに五十代。体力は落ちるどころか、身体中にいろいろガタが出てきます。
頭を使いたくても、回転も鈍り、記憶もおぼつきません。
この新しい時代に過去の経験は生きるのでしょうか?それとも新たに資格や免許が必要なのでしょうか?そもそも何を武器に仕事をしたらいいんでしょう。
私は、今まで築いてきた人脈と信念が、新たな武器になるのではないかと思っています。
なぜなら、この激動の時代、チャレンジをするためには、どうしても仲間の協力と、自信が必要だからです。
皆さんも自分の武器を探してみてください。
マネージャーをやっていて「良かった」と思うことの一つに〝人脈〟があります。
この〝人脈〟人を大切にすることが、いずれは自分を助けていただくことになるかも知れません。
人脈が金脈になり、その中で生み出されたものをまた還元していく。
そんな、ハッピーな循環社会を作ることが、私の理想です。
いつまでも「生意気」で
新しいチャレンジをするためには、また「生意気な」と言われるかも知れません。
「生意気」だと思われることと、チャレンジを羨ましく思われることとは似ていませんか?
私はどちらかと言うと辛いことから逃げるタイプでした。
でもマネージャーをしていて、「逃げる勇気」と「チャレンジする勇気」の両方を学びました。
これは、どちらかと言うとネガティブだった自分を変えられたことだと感謝しています。
皆様もこのコロナ禍のピンチをチャンスととらえて、新しいチャレンジを始めてみませんか?
人生を開拓することは、自分を開拓することです。
自分のストーリーを発信する
そして、最後にもう一つ。すでにお仕事をリタイアされた皆様へ。
ぜひ自分の歩まれた人生を、何かに記録して残してください。
私は人には必ずストーリーがあると信じています。
そのストーリーを共有することこそ、これからの時代の子どもたちの指針であり、貴重なデータでもあり、生きる方法を学ぶ手段です。
教科書に載っていないことを、どんどん発信していただきたいと思います。
それだけでも、素晴らしいチャレンジであり、フロンティアスピリッツであると、私はこのコロナ禍から学びました。
どうぞ、毎日チャレンジして〝小さな自分の初〟を作り上げてください。
今回は以上です。
今回は「マネージャー」というよりは、私の所感となってしまいました。最後までご拝読いただき感謝しています。終わりの見えないコロナ禍ですが、明けない夜はありません。ぜひ、力と知恵を合わせて乗り切りましょう!
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