【中央競馬】ヴィクトリアマイル2022 予想

こんにちは。ケータローです。
今週はヴィクトリアマイルの予想をしたいと思います。
グランアレグリアやアーモンドアイという絶対的な女王がいない一戦で予想のやりがいがありそうです。


ヴィクトリアマイル2022 予想

◎ファインルージュ
◎デゼル
▲ソングライン
△レシステンシア
△マジックキャッスル
△アンドヴァナラウト
△ソダシ

・現在の東京競馬場の馬場について

最近の雨の影響もあり、決して超高速馬場ではなさそうで1分31秒台後半の決着を想定。超高速馬場であればある程度の「追走力」「ペース耐性」が必要であり、いわゆる「スロ専(スローペース専用機)」は消しになるが、今年は多少追走力が足りなくても間にある可能性がある。また、適度に差しも利く状態ではあるので上がりを使えるというのが重要。
「中段差し」「上がりが使える」「1600m~1800m質」の馬を狙いたい。

・1番人気レイパパレについて

昨年の大阪杯では古馬の一線級を一蹴しているが、これは重馬場2000mでのもの。また、3勝クラスの大原S(1着)は、秋華賞が行われた週の京都で馬場がタフだったレース。この馬場状態のレースで、ハナをきり終始持ったままで2着馬サトノウィザードを完封しており、素晴らしい内容だった。一方で、大原ステークス後のチャレンジCは、勝利したものの正直強調できる内容ではなく、相手のレベルも高いとは言えなかった。チャレンジカップのレースラップは、12.8 - 11.7 - 12.8 - 12.8 - 11.9 - 12.1 - 11.4 - 11.1 - 11.4 - 11.9 (37.3-34.4)というスローからのレース上がりが速いレース。上がりが速いレースよりも、やはり、この馬は上がりが速いレースでは並の馬で、タフな展開で輝きを放つ。そのため、馬場が回復して上がりも出る今の馬場であれば消したい馬。

本命は、ファインルージュとデゼルとした。
◎ファインルージュ
混戦の牝馬路線では、勢いのある4歳馬を積極的に狙っていきたい。
同じ1600mで行われた桜花賞では、ソダシの0.1秒差3着。上位4頭が強く、5着以下には大きく着差を付ける内容だった。桜花賞馬のソダシは、古馬との札幌記念でラヴズオンリーユー、ペルシアンナイトを破っていることからも牝馬4歳馬の上位組は古馬に十分通用すると見ている。前走の東京新聞杯は、牡馬も含めた4歳馬・古馬相手に2着。
カラテに先着しているという点を強調するわけではないが、4着カレンシュトラウス(L競争で好走)以下には、2馬身以上きっちり着差を付けている点や、休み明け+16と急仕上げ感、直線ややスムーズさを欠いた点を考慮すると、内容としては濃いものだったと考えている。また、ハンデ戦でない別定戦での内容という点も評価したい。
加えて、休み明けは強く、桜花賞や紫苑ステークスでしっかり結果を残しているので、東京新聞杯から約3か月半休み明けというのも好印象。

◎デゼル
不器用な馬なので、小回りコースやコーナーが多いコースよりもワンターンの方がのびのびと競馬が出来ている印象。特に、3歳時にはなるが東京競馬場で行われたスイートピーステークスの内容は秀逸だった。レースラップ12.7 - 11.2 - 12.0 - 12.7 - 12.5 - 12.5 - 11.4 - 10.9 - 11.2 (35.9-33.5)で上がりが速いレースのため着差が付きにくいが、後方から上がり32.5秒を繰り出しての圧勝。レース上がり33.5秒と速いにもかかわらず、上がり2位には0.8秒も差をつけている。上記のレースぶりから、東京競馬場という舞台はベストのはず。近走復調傾向にある点にも注目。2走前の愛知杯(3着)は、55.5キロのハンデを背負い、得意条件で無いながらも、きっちりと上がりを使って3着まで追いこんできた。また、前走の阪神牝馬ステークスは、スローペースかつ内先行有利馬場を外から一頭差し足を伸ばしての3着と好内容だった。また、ディープ産駒ではあるが、この馬に関しては休み明けだとどうも調子が上がらないタイプと見ていて、
・ローズステークス(オークスから約4か月弱の休み明け)→4着
・府中牝馬ステークスヴィクトリアマイルから5か月休み明け→16着
(この惨敗は、もはや能力以前の負け方と見ている。加えて差し競馬せずなぜか先行)
惨敗した府中牝馬ステークスから調子を取り戻しての今回叩き2戦目というのはむしろ状態としてはピークなのではないかと考える。

▲ソングライン
能力的には最上位評価。
昨年のNHKマイルCでは、12.2 - 10.2 - 11.3 - 11.6 - 11.6 - 11.4 - 11.4 - 11.9 (33.7-34.7)というラップでのシュネルマイスターと僅差の2着。
シュネルマイスターは、安田記念3着、マイルCS2着の実績があり、あのグランアレグリアと接戦できる能力を持つ馬。その馬の2着というのは非常に価値が高いし、NHKマイルCのテンが速く、一定のペースを刻むレースで結果を残しているあたり、ヴィクトリアマイルにもとめられる「追走力」や「ペース耐性」という観点からも適性がありそう。
一点懸念するとすれば、サウジアラビアからの帰国初戦という点。
香港などであれば、日本からの距離もまだ近いので負担は少ないかもしれないが、サウジアラビアという点が少しひっかかる。また、ムラがありそうなのでピンかパーの成績になりそうなので、馬券の軸にはしないが、能力は評価しているので、単勝は押さえておくなどすれば面白いかもしれない。

お気持ちだけでも十分です!