【中央競馬】ローズS2021 考察＆予想

こんばんは、ケータローです。
今回はローズステークスの予想を書いてみました。
思った以上に筆が進んだので見て頂けると嬉しいです！！

◆オークス組の考察

オークス2021　レースラップ
12.5 - 11.1 - 11.8 - 12.3 - 12.2 - 12.6 - 12.6 - 12.4 - 12.1 - 11.3 - 11.7 - 11.9(35.4-34.9)
先行争いが激化し、2F目と3Fで11.1 - 11.8 という速いラップを刻む。
1000m通過59.9秒のハイペースできびしいレースだった。
1～6着すべてが4角10番手以降で決まるという、先行馬にとっては厳しいレースだった。

1番人気だったソダシは、果敢に先行して7着と崩れたが、
次走札幌記念で古馬を一蹴した。
このことからも先行馬には厳しいレースだったと結論を出しても良いと考える。

ここで、今回オークスから参戦する馬たちに注目してみたい。
4着タガノパッション→4角16番手
5着アールドヴィーヴル→4角12番手

展開に恵まれたであろう2頭が1.2番人気と人気を分け合っているのであれば、非オークス組が付け入るスキがあると考える。

では、3歳牝馬路線で信頼性が高いレースはどこなのかを考えてみる。

結論から言うと、牝馬路線で純度が高かったレースは下記の2レースと考えている。

●阪神JF　2020
1着ソダシ
2着サトノレイナス
3着ユーバーレーベン

●桜花賞　2021
1着ソダシ
2着サトノレイナス
3着ファインルージュ
4着アカイトリノムスメ
―――その後3馬身――――

阪神JFと桜花賞の1.2着が入れ替わらず、
（2着馬サトノレイナスは、ハイレベルのダービーで5着と食い込んでいる）
阪神JF3着のユーバーレーベンはその後オークスを制覇、
桜花賞3着のファインルージュは秋初戦の紫苑ステークスを圧勝しているなど、

単純な着順としての純度が高いのは、阪神JF≒桜花賞＞オークス
などではないかと考えられる。

そういうわけでローズＳは、非オークス組に注目する。

◆ローズＳ2021　考察

◎12アンドヴァナラウト

●秀逸ラップ　出雲崎特別
12.6 - 10.8 - 11.4 - 11.5 - 11.9 - 12.8 - 12.7 - 12.0 - 11.1 - 11.4 (34.8-34.5)

前走の出雲崎特別に注目したい。
前半2.3F目で10.8 - 11.4と速いラップを刻み、1000m通過が58.2秒のハイペース。アンドヴァナラウトは先行し1:58.2という好タイムで快勝した。
2着ダノンドリーマーには0.2秒、3着以下には3馬身半突き放し能力差を見せつけた。

個人的な持論として「走破時計が速いレースは着差に注目する」
というものがある。
走破時計は道中のペースや馬場に依存することも大きいので、高速馬場での時計を簡単に鵜呑みにすることが出来ない。高速馬場で勝ち時計が速いレースで着差がつかなかったレース（本来能力がない馬も付いてきていたレース）は馬場によるものと考え参考外としている。
今回は、2着馬ダノンドリーマー以外には3馬身以上の着差がつけられていることから能力面で差が出たと考えている。

また、先述したように先行馬には厳しい流れだったので、
2着馬ダノンドリーマーですら、4角10番手展開に恵まれたと考えると、事実上アンドヴァナラウト1強のレースが完成する。このレースは本馬の成長も感じさせられた。

2走前（2着）はプログノーシスが強すぎたのと、差し決着でありながら先行勢で最先着の2着と内容的には十分と考える。未勝利戦もほぼ崩れておらず内容も良いのでまだ底を見せていないという点で本命としたい。

○16タガノディアーナ
未勝利戦で◎のアンドヴァナラウトを下していることからも軽視できない。
前走（2着）は、12.5 - 11.7 - 12.2 - 13.0 - 11.8 - 11.6 - 11.3 - 11.0 - 11.2(36.4-33.5)というペース。
前半からスローペースでラスト2F11.0 - 11.2という高速ラップ。普通前も止まらないラップで、実際人気薄で3着に食い込んだハギノアレスは内目を先行し、無駄の無い競馬をしていたことからも、上がり2位で脚を余し気味だった内容は評価できる。
土曜日の中京の馬場もそこまで内先行有利のバイアスはなかったと見ているので、有力な1頭。

▲4スパークル
未勝利戦では、今年の秋華賞馬候補のジェラルディーナに土をつけている。
（正確にはジェラルディーナは直線でふらついており、まだ完成していない状態だったが）唯一しっかり崩れたNZTは、輸送が原因とみて良いだろう。

△11プリュムドール
未勝利戦では最強馬プログノーシスの2着。3着馬には5馬身突き放している。ただ、プログノーシスは外を回し本馬は内で立ち回っていた部分もあった。欲張りすぎず4番手ぐらいが妥当と見る。

△14アールドヴィーヴル
馬体が増えていれば。素質はある。

△1イリマ
近2戦でかなり成長している。

☆13コーディアル
今回出走するオヌールと同じ新馬戦に出ていた馬。
この時は2着であったが、かなり出遅れ、11.2 - 10.9 - 11.5のスローの究極の上がり勝負を追いこんできたものであり、オヌールよりも強い内容だった。素質を評価して。

◆買わない人気馬

・クールキャット（想定2番人気）
オークスは完全な差し決着で先行したため、勿論ノーカウントで良いが、
フローラステークスの内容がそこまで強いと思わない。
内先行策が上手くハマったと見ている。
それ以外はGⅢでもすべて着外で能力的に上位とは全く思わない。
ルメール人気と見て消し。

・タガノパッション（想定1番人気）
オークスは4着と好走したが展開に恵まれた面が大きい。
期待値という面ではかなり乏しいのではないだろうか。

◆ローズS2021　予想

◎12アンドヴァナラウト
○16タガノディアーナ
▲4スパークル
△11プリュムドール
△14アールドヴィーヴル
△1イリマ
☆13コーディアル

記事は以上です。見てくださりありがとうございました。