子供と日々 心の階段を登る
今年の私は特に大切な事を様々な場面でたくさん学ばせていただいています。
今年起きた出来事の中で、1番大きかったのが
小学校三年生の息子の事
4月になり、クラス替えしてから初めての家庭訪問。それは衝撃的なものでした。
"圭汰君、毎時間離席しています。
お母さんが忙しいせいで我慢しています。"
まあこんな一言では纏められないくらい
色々なお話を伺いました。そのあとショックで目が腫れるほど泣きました。
私は何をしているんだろう?
一体私の役割ってなんだろう?
1番大切な事を蔑ろにしていたのか?
たくさんたくさん自分と対話したこの半年。
そして子供達との対話。
昨年はある方のお子さんの同じような悩みに毎日耳を傾けて来ましたが、まさか自分の身に同じような事が起こるとは?
さて?どうしましょう?
何故席を離れるの?友達とトラブルになるの?
ガミガミ言ったところで全く改善にはなりません。
それどころか、そんな事をしたらどんどん悪化するだけです。
先ずは、自分との対話。
圭汰とのたくさんの対話。
そして、学校のスクールカウンセラーさんに相談し
すぐに発達検査を受けました。自分にも似たような事があるかもしれないし、その検査時の圭汰の気持ちも知りたいと自費で自分も発達検査を受けました。
圭汰の特徴、私の特徴を知り対策を考えていく事にしました。これは私も圭汰も苦手な点だけでなく、得意な事の発見にも活かせました。
発達センターの方の話では、普段のコミュニケーションだけで改善されない場合は医療的な対策をと勧められ投薬という手段も勧められました。
同じような状況で投薬しているお子さんのお母様にお話を聴いたところ、投薬してもあまり変化はないものの副反応で殆どの授業で寝てしまい勉強がわからなくなって勉強嫌いになっている。暴れてしまうから修学旅行に引率も必要との事。人によって違いはあると思うので圭汰が同じになるとは限りませんが
正直、母親としてどうしたら良いのか?
気がおかしくなるほど悩みました。
現時点では病院へ行って診断名が付き投薬をするのが1番の解決策とはとてもとても思えず、圭汰がどうしたいか?も、たくさんたくさん聴きました。
(小さな頃、自分自身が持病による投薬をしていた時、半年に一回の検査はまるでモルモットになったような気持ちだったのを強烈に覚えています。今は完治しています。)
主人とも毎日毎日何時間も話し合い私達夫婦の目標として四年生が終了する2023年三月末までに大幅な改善が見られない場合はその時は医療機関に相談するという事にしました。
発達障害の本を数えきれないくらい読みました。
担任の先生や教頭先生とも何度もコミュニケーションを繰り返しました。
たくさんたくさん様々な立場の方のお話を聴きました。ラジオでもプライベートでも可能な限り。そういった部分で今の自分の置かれた立場はとても幸せだなあ。と実感しています。ありがたい事です。
発達に関するコミュニケーションの勉強も始めました。(こちらは他の方の役に立てるよう資格取得準備中)
そして、すぐに少しずつ圭汰にアウトプットして圭汰と対話する事をひたすら続けました。
倖汰や妃菜との対話やフォローも欠かせないので一日が24時間だと足りないと感じた日もありました。
発達の凸凹って、知的または身体的障害と違い支援先が殆ど無い事を知りました。相談先も限られていて相談に乗ってくれるプロの思考も激しく偏っていたり、考え方が少し古いように感じました。勿論それを否定するつもりも無いですし必要な方もいらっしゃると思っています。
そんなこんなで、夏休みは仕事の合間時間を全て圭汰と子供達の為に使いとにかく圭汰の良いところを伸ばして信じてみようと決めたのです。
圭汰の苦手だという漢字を嫌いな原因を探り
毎日毎日課題を出してテストして肯定する。
(※褒めるだけではない肯定の仕方がたくさんあります)
分量ややり方は圭汰の個性に合わせて改善する。
その繰り返しのせいか圭汰は少しずつ漢字を好きになっていきました。漢字が嫌いという思い込みを少しずつ塗り替えていきました。そして自信に変わってくると、字もとても綺麗になっていき自分から進んで取り組めるようになりました。
生活面のルーティンとして役割を選んで貰いながら毎朝、子供達と部屋を整えました。
三人とも掃除が上手になりましたし自分で考えて工夫しながら自然と役割分担して掃除出来るようになりました。
もっと家族が心地よく暮らせるように
整理収納アドバイザー二級を受講して毎週休みの日は一箇所ずつ見直しをかけています。誰もがわかりやすい収納になればなるほど子供達の自己肯定感も上がりますし、自立も促す事ができると考えていますし何より自分も心地よくリラックスして過ごす事が出来ます。
夏休み最終日
学校が始まる事が私はとても不安でした。
学校に行きたくないお子さんの話はよく耳にしますが、私は学校に行かせたく無い母になりそうな気分でした。
また学校に行ってトラブルになったらどうしよう?
…なんて、心の中でぐるぐるモヤモヤと考えていました。
9月学校が始まって1週間経った頃
担任の先生からの連絡。まさか?またトラブルか?と恐る恐る電話を取りました…(圭汰を信じる前に自分を信じる事が出来ない事が多々あります。)
内容は
"圭汰君、殆ど離席もしなくなりました。
漢字テストも休み時間に自ら志願して再テストを受けて100点を取れるようになりました。先生のお手伝いも頑張ってくれて、お友達とのトラブルも殆どありません。お母さん素晴らしいです。夏休みになにをしたのですか?"
という、ビックリ‼️する内容でした。
思わず嬉しくて涙が溢れました。担任の先生と感動の涙を流してお話しました。
先生にも温かく見守っていただけて感謝しています。
帰宅して圭汰を抱きしめてにっこり2人で笑い合いました。信じて肯定的に接すると180度改善出来ちゃうんだと実感しました。子供の伸び代ってホントに凄いです。
まだまだ子供達に成長させてもらっている途中です。
足りない事が私には多すぎて五人育てないと普通の人に届かないから五人なのかも?と最近妙に腑に落ちてします。
そんな私ですが
母のくれた大きな愛情を
周りに還元していける人になる事を大きな目標でありテーマとして、自分との対話もこれからも続けていきたいと思います。
病んでるんじゃないの?
やり過ぎだよ!本読んだりしなくていいよ!
などと言われた事もありましたし、今でも
病んでるから心配しているなどの陰口が耳に入ることがありますが、そんな暇あったらご自身を整え幸せにする為に時間を使ってください。私にはいちいちその方に連絡する時間はとれません。残念ですが💦
そりゃ大切な事だもの真剣に悩むし、病みそうになった事もあります。でも私は私の出来る事を諦めたく無いです。明日死んでも後悔したくないですから。
たくさん失敗して、少しずつ成長していきたいです。
意味がない事なんて無いし
ちゃんと必要必然で起きている事ばかり
まだまだ先は長いですが
楽しみながら自分らしく少しずつ
失敗しながらも
大切な事を積み上げていけますように❤️
先ずは自分を大切に
感謝を知識とあう形で、ますます周りに還元する為の 学習に役立てます。