クララが立った!
10日前に上げた記事で「アルプスの少女ハイジ」について書きましたが、現在放送のアニメも今日を数えて残り3話となりました。
内容はタイトル通り、ついにクララが立った!の回です。
立てたクララを見てハイジが泣いて喜ぶシーンはあまりに有名ですが、私も思わず涙が溢れました(ToT)
その奇跡の瞬間に立ち会うまでに、クララの賢明な努力と葛藤、周りの人間の手助けと応援があったからです。
*ネタバレあります!
アニメを見た事がある人はご存知だと思いますが、実は立ったこと自体は初めてではありません。
クララの優しいお婆さまがアルプスの山に来ていたとき、近づいてきた牛に驚いて思わず(木に寄っ掛かりながら)立ってしまったのが最初なんですよね。
自分がウトウトと寝ている間に孫娘が、歩けず逃げられない恐怖を感じていたなんてつゆ知らず、立っているクララを見てたいそう驚くお婆さま。
その後クララは気絶してしまったので、自分が立てたことに実感がわきませんが、お婆さまはもう一度見せてほしいと無理やり立たせます…が、さっきのように立つことは出来ません。
クララ「痛い!やめてお婆さま!私立てないわ!」
結局、その日にもう一度立つことは出来ませんでした。
*
その後も、クララが立った事を知ったハイジが、せかしてドンドン歩く練習をさせますが、中々上手くは行きません。
でもハイジはいつもと同じ明るさで、クララを立たせようと益々せかしていきます。
歩きたいのに歩けない。
歩く練習が痛くて辛いのに、笑顔で明るくスパルタレッスンを押し付けてくるハイジ。
期待に応えられず、まるで自分を責められているような辛い気持ちになって、ドンドン苦しく悲しくなっていくクララ。
クララ「いいのもう!歩けなくったっていい!一生立てなくったっていいのよ!もう練習なんてしない…だってどうせ立てないもの…」
頑張りと結果が結びつかない苛立ちから、つい泣きながら口走ってしまいます。
クララ「立てない私が悪いみたいで…もうフランクフルトに帰るわ…」
それを見ていたハイジのおじいさんのオンジは、
オンジ「もう泣くな、誰もお前を責めてなんかいないよ。ただみんなせっかちなのさ。一日も早くクララにたってもらいたいんだ」
頑張れば頑張る程、結果が出なくて焦ってしまうクララの気持ちを悟ってあげます。
一生歩けない人と違って、クララはいつか必ず立てる日がやってくる。
それが分かっているのだから、いつ立てるかなんてどうでもいいじゃないかと。
辛い自分の気持ちを汲み取ってもらえた事にまた涙を流すクララ。
*
その後も歩くための練習を続け、ようやく手すりに捕まりながらなら、一人で立てるようになったクララ。
今度は次のステップに進むために、相変わらずスパルタなハイジが手を離した状態で立たせようとします。
ですがクララにとっては、何も捕まらずに立つのは物凄い恐怖なので、思わずすぐに手をついてしまい弱音を吐きます。
そんなクララを見て、
ハイジ「クララの意気地なし!そんなんじゃ一生立てはしないわ!もう私知らない!」
スパルタハイジ先生は最後までスパルタに突き放しますが、ここでついに!勇気を振り絞って手すりから手を離した立つことが出来たクララ!
ハイジ「クララが立ってる…うわー!涙」
となるわけなんですね。
なので、手すりに捕まりながらなら、既に立ってはいたんですよね^^;
でも、周りからのプレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、中々努力が実らなくて諦めそうになりながらも、ようやく立つことが出来たクララの姿はやはり感動ものでした(ToT)
あとちょっとで最終回ですが、最後のハッピーエンドも見届けたいと思います。
クララのようにもっと自分も諦めずに努力を続けていかないとな…
よし!自分も頑張るぞ!
ではまた明日!
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