にぼしの妄想劇場「レンタル着物店」

2022年2月14日(月)

こんにちは!
今日はバレンタインデーの他に、にぼしの日(214: に、棒、し)でもあるという大事なことをすっかり忘れてしまっていたにぼしコーヒー店主です。
#なんてこったい


さて、
今日は着物のレンタル屋さんについて頭の中でぼやっと思ったことを書き記しておこうと思います。
にぼし店主の妄想劇場にお付き合いください。

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 タンスの着物問題
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今年になって着物を着て仕事をしたのが6回。
僕が着物を着て接客しようがもはや何の反応もなくなっているので少しさみしいような気もしていますが

お客さんが着物を着てくるときの反応は僕のときとは全然違っていて、撮影タイムがはじまります。
#この差はなんですか

普段からよく着物を着ている人の元には着物が集まってきます。

もう少しわかりやすくいうと、着物を持っている人や興味がある人達が、いらなくなった着物や小物をくれるようになります。

着物が好きで着たいなぁとは思っているものの、普段の生活の中で着るタイミングがなかなか作れなかったり、一人では着れないし、なんとなく面倒だし…と思っている方達はたくさんいるように感じます。
しかもそういう人達は皆さん家に着物を持っています。タンスに眠ってるんですね。


着ないなら手放せばいいんだけど、手放せない。
手放さないなら着ればいいのに、着ない。

そんな感じで堂々巡りになっているのがこの「タンスの着物問題」。

シンプルにもったいなくないですか?
#機会損失

そんなわけで、
「自分や家族がもう着なくなったけどどうしようか、着てもらえる人がいたら使って欲しいな」
みたいなポジションの着物が、普段からよく着物を着ている人の元に集まってくるというわけです。

僕がカレーが好きだと公言していると、カレーが集まってくるみたいな感じです。
#カレーに好かれる男になりたい


この着物が集まってくる現象は男にはあまり起こりません。
着物を普段からよく着る男の人の分母が小さいからです。
#そもそも着物を持ってない

実家のタンスに昔の着物や浴衣が仕舞われている場合はあるものの、女の人と比べると数は比べ物にならないくらい少ないと思います。


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 こっからが妄想本番
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そんなわけで、
着物を着ている女性の元には着物が集まります。
ただ、一人でそんなに持ってても仕方がないわけで、、
他にも着る人が近くにいればその人達に声をかけてもらってもらうこともできると思います。
近くに居ない場合の方が多いと思いますが。

そんだけ着物があるのであれば、
自分一人だけじゃなくて他の人(着物を着てみたい人)にも着られる機会が作れそうだなぁと思いました。
具体的にどうやって??についてはここではあまり触れませんし、まだ思いついてもないです。
#妄想回


着物にもサイズがあるそうで、あまりにも体格が違いすぎるとそもそもサイズが合わないので着させられません。
僕が持ってたワインレッドの浴衣は丈が短くて、寺の小坊主みたいでした。
#普通に着てたけど恥ずかしい

いただく着物のサイズはあまり問題ないかなと思います。
自分と似た体格の人を探せばいくらでもいるはずなので。

体が大きい人専用の服屋さんがあるように、
背が小さい人なら、小さい人専用でレンタル、着付けをすればいいと思います。


着物の着付けとレンタルをするときの課題としては、
まだ着物を着て歩くことが浸透してない状態であるということ。
#文化ができてない
率先して着物を着てくれる"ファーストペンギン"と、それに賛同する"セカンドペンギン"の存在が仏と必要。
社会運動がどうやって起こすか↓
https://www.youtube.com/watch?v=V74AxCqOTvg

今からコツコツと着物を着て歩く人達を見慣れてもらって「なんかいいわね〜」と思ってくれる人をひとりずつ増やしていくことかなぁと。
#地道

ほかには、
歩いて見て回る場所やらお店の数がまだ少ないこと。あるにはあるけど、ポツポツと点在している感じなので、もう少し歩いて買い物できるようなお店が増えるといいんだけど。
#だから近所にたこ焼き屋ができて嬉しい

お店を増やすにはお店をしたいと思う人にとって良い町(やっていけそうだと思わせる町)でなければいけないし、
良い町だと思われるにはお店がたくさんないといけないし。
#卵が先かニワトリが先か

そして、
着物を着付けしてあげたら、着物を着て巡りたくなる町歩きの導線も設計して提案してあげるようにする。

着物で出かけると喜んでくれるお店とか、写真を撮るのに映えるポイントとか。
そうやって町歩きを楽しんでもらってそれをSNSで友達に拡散すると仮定すると、
それを見た友達が次は利用してくれるかもしれません。

はじめはそれでいいとして、
また次も着たいなぁと思ってもらうためには何が必要なんだろうか。
着物のバリエーションはもちろんだと思いますが、
それだけだとまだ弱いので、ほかにも何かフックが欲しい。

着物を着ていくことがドレスコードであり、
着物を着ていった方が洋服よりも断然楽しめる!みたいなイベントなのか、場所なのか。

余所行きな場所があれば、
わざわざ着物を着せてもらって、
そこで写真を撮ってもらいたいというお客さんはいると思います。

着物で出かけるライブイベントなんてのもありかな。


着物を着たらポイントが貯まるみたいなのもいいかもね。
#どうやってかは知らんけどできるはず

お店をまわるスタンプラリーみたいなのをやってるのを見かけますが、
あれを「着物を来て来店したらスタンプ押す」みたいなのがあってもいいかもしれない。
貯まると着物レンタル一回無料とかの特典。
最初は特典で利用者数を増やすことから始めるのがいいのかもしれないなぁ。


そんなわけで、
着物がたくさん動き始めている感じがしたのでその着物を有効利用できないかと考えてみました。

ひとまず僕は明日も着物を着て仕事しようかと思います。
#撮ってもいいんだよ


それではまたねー!

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