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叱ってもらえない現代


こんにちは!

掌から柚子果汁を出してサイババごっこをしているにぼしコーヒー店主です。
#仕事してください



さて、
最近いろんな方々がSNS等で話題に上げている「叱ってくれない現代社会」について

なかなかシビアな問題だなぁと思ったので
今日はそんなお話。


ずいぶん前から言われていることなので新しい知見でもなんでもないんですが、

元プロ野球選手のイチローさんが改めて
子供達にそのことを語っている様子が話題になっていました。
(https://news.livedoor.com/lite/article_detail/25373615/)

注意されたり指摘されたりすると、
その時はあまりいい気分ではないかもしれませんが
あとから思えばとてもありがたい指摘だったことに気付くことがあります。

"叱る"のイメージってあんまり良いようには受け止められてない場合が多い気がしますが

「叱られない」「叱ってくれない」現代は決して喜ばしい状況じゃない。

木下斉さんのVoicyでそのことについてズバリ言ってくれています↓
(https://r.voicy.jp/nEmN37rZ9Xk)

人はどうしても楽な方に流れがちで
自分を律して行動できる人は少数です。

「自由にやっていいよ」と言われてもどうすればいいかわからないですし。

僕らのような凡人はフィードバック(反応)が無いと成長できません。

"叱ってくれる"は貴重な"フィードバック"でした。

たくさんバカなことをしながらきちんと叱られて、そのフィードバックを得られたから修正していって成長してこれたように思います。

.
元陸上選手の為末大さんのつぶやきに

"個人に自由を与えると
天才は突き抜け、
凡人は伸び悩みます"

という言葉がありました。


その通りだなぁと首がもげるほど頷きました。



僕が叱る側の立場に立つ場合もなんとなく

この人は大丈夫そう、
この人は折れそう、

とか判断してる気がします。

その違いはどこからくるのかといえば
多分「叱られ慣れているかどうか」なのかなと。

世代的に、僕と同じかそれ以上の年齢の人たちはわりと叱られ慣れてる世代だと思うし
コワイ先輩や厳しい上司も普通に居ましたよね。

真っ当な理由で叱られることもあれば
理不尽な理由で叱られる場合もある。

叱られる経験をしてきている人はある程度タフなんだけど、

叱られ慣れてない人はちょっと言うとすぐ心がポキリと折れる。

別に責めているわけでも
人格を否定しているでもないのだけれど
(うっ‥)となって耳を塞いでしまう。

毎回落ち込んだり気分を害したりされると
もうそれ以上は何も言えない。

叱るコストに見合わず
そのうち誰からも何も言われなくなる。


どうなろうと"自己責任"という残酷な仕組みになってしまっています。

この仕組みはもうなかなか覆らないでしょうから
僕らは自分で自分を奮い立たせるしかないのでしょうね。

さぁ今日も雑草魂でがんばりましょう♪

それではまた!

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