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ファンタラクティブはフルリモート採用を継続します

昨今出社回帰の波が来ていると叫ばれており、Xでも「リモートは難しい」「リモートはこうした人でないと向かない」といった論調も多く見られるようになりました。

ファンタラクティブは今までもこれからもフルリモート採用を継続します
本記事はリモートの良し悪しをテーマにした記事ではなく、私たちがフルリモートにどう向き合っているかを記した記事です。全ての人に選んでもらえるわけではないのは理解しているので、ファンタラクティブに合っているかも、と思える方がいたらぜひお話聞かせてください。

なぜフルリモートを継続するのか

フルリモートを許容する覚悟で会社を立ち上げているから、です。
私自身、複業やリモートといった働き方で様々な体験を得て来ました。直近7年間は複業は自分は選んでいませんが、自社のメンバーには自分がそうしてきたように働き方の選択肢を持った上で選択し続けられる環境を提供したいと思っています。
自社サイトの採用ページにも働き方の多様性にこだわる理由を書いています。

なぜ、働き方の多様性にこだわるのですか?
井村:
僕は3年間、ファンタラクティブの社長と事業会社のチーフデザイナーを兼務していました。異なる環境で仕事をすることで人生を2倍生きたような感覚で、大変な部分もありましたが自分にとっては良い働き方だった。人生でやりたいことがいっぱいある中で、訳のわからない理由で制限されるのはすごくもったいない。複業に限らず、移住や旅行、起業など自社のメンバーそれぞれが思うやりたいことは全部叶えてほしいと考えています。

https://funteractive.co.jp/recruit/

フルリモートとどう向き合うか

リモートワークを成立させるためにこだわっていることがいくつかあります。採用段階で「許容力」という価値観を掲げて共感してくれる人のみを採用するのもその1つです。
また、新卒採用やジュニアメンバーの採用・育成は私達としてもまだフルリモートのまま実現できるイメージを持っておらず今後の課題でもあります。

ここでは、私たちがフルリモートで組織運営や成長をするに当たって最もこだわっているポイントを挙げさせて頂きます。
それは「雑談」です。

リモートワークでは偶然性、偶然によって発生するコミュニケーションが著しく発生しづらい特性があると考えており、偶然から生まれるコミュニケーションは人間の人となりを知るきっかけとなります。結果として一緒に働く人の人となりを知る機会がなくなり、相手に対する無知や無関心が仕事においても大きなマイナスパフォーマンスに繋がると考えています。

仲間を知る機会は実は雑談から生まれている。そのためファンタラクティブではあらゆる手を尽くしてメンバー・経営陣含めて雑談の機会を作る努力をしています。
Slackの分報、Gatherの導入、おやつ会や歓送迎会、ワークショップ、1on1、シェアっていいとも(隔月開催の勉強会の名前です)、そして年に一度リアルで集まるオフ会などなど。
業務時間中にオフィスで集まらなくても地方のメンバーが東京に来た時など、リアルなランチや飲み会も積極的に開催しています。

雑談だけで全てが解決できるとは考えていませんが、フルリモートを維持するにあたって雑談の機会を確保することは今後も私たちの注力ポイントになっていきます。

私とフルリモート

ここで少し私個人とフルリモートの話もさせてください。
3年前に第一子が、1年前に第二子が産まれました。妻の第一子の妊娠期間がちょうどコロナ禍の始まりの時期と重なっています。

子供が産まれてからフルリモートで一番良かったなと感じていることが、「妻との育児に関する情報格差が少ない」ことです。
第一子第二子どちらも初めての寝返りも初めて第一歩を踏み出した瞬間も家族一緒に目撃することができました。核家族で両親のサポートがすぐに期待できない我が家にとっては、妻とどう育児を乗り越えるかは重要で、同じ情報を共有しながら子どもたちに向き合えている状態はリモートでないと実現できなかった、と思います。

ただリモートで失ったものも一定あるとは思っていて、特に社外の人とのつながりはこの数年で以前と比べると弱くなったなと感じます。また、顧客や顧客のエンドユーザーとの接点は油断すると弱くなってしまうので、対面での打ち合わせ、リアルにうかがってのクライアント業務の実体験、インタビューの機会は意図的に作ることを意識しています。

フルリモートで全職種を募集しています

ここまで読んでファンタラクティブの思想や働き方に共感して頂ける方がいらっしゃったらぜひカジュアルに面談させてください。
直近はビジネスプロデューサー(法人営業)やシニアPMなどビジネス職種も募集進めており、引き続きエンジニアやデザイナーも募集しています。
募集中の全職種は下記のリンクからご覧頂けます。

7月に福岡で開催したオフ会の様子です


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