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【オリジナル曲】理解者【歌詞/ライムマーキング】

今年の夏ごろに、アルバムのレコーディングをする予定なのですが、そのアルバムの1曲目になる予定のオリジナル曲、「理解者」という曲があります。

アルバムは、全体を通して、歌詞では韻を踏む予定なのですが、韻をわかりやすく可視化するために、「ライムマーキング」(ライムカラーリング?)というのをしてみました。

ライム(韻)にマーキングし、韻を可視化する動画というのが、英語のラップ曲では、よくあります。「ライムスキーム(rhyme scheme)」と検索すると、たくさんでてきます。(例↓)

私は好きでそれをよく見ているのですが、近年、日本語の曲でもライムスキーム動画がたくさん作られています。(例↓)


みていると、出てきたライムの順番に色をつけているような感じに思えるのですが(個人的には上に例に出した動画の、カラーリングの法則がよくわかっていない)、日本語の場合、母音が5つなので、それぞれの脚韻に、5色でマーキングしたらいいのではないかと思いつき、その方式で、自分の曲にやってみると、以下の画像のようになりました。

1枚目。下部にそれぞれの母音の、ライムカラー一覧を記載。(6段目の7文字目「り」が黄色でなく緑でマークされているのは誤りです。すみません。)
2枚目。メロディを知らないと、「なんのこっちゃ」という感じだろうが、こうしてみると、この曲に関しては、水色が多く、脚韻に、「あ」(a)の母音が多く出てくる、ということがわかる。
歌詞はまだ推敲の途中であるが、ここからのライムの大幅な変更は、ないと思われる。

自分の場合は、あまり頭韻、中間韻は使わないので、基本的には脚韻にだけマークしています。

それは何故かというと、自分は英詞のライミングをお手本にしていて、もちろん英詞にも頭韻、中間韻は使用されるのですが、個人的には脚韻がいちばん「きこえてくる」ので、「きこえてくる」ものを再現するために、そうしました。

脚韻以外の韻には、マークでなく、アンダーラインにしています。

茶色の「尾子音」「尾母音」「切り捨て音」とは、そういう言葉があるのか知りませんが(尾子音という言葉はあるらしい)、以下のように定義したいと思います。

尾母音...例えば、「かい」という言葉を歌う時、「か」の(a)の母音を強調させて、「い」(i)は弱く発音するときの「い」(i)

尾子音...例えば、「かん」という言葉を歌うとき、「か」の「a」の母音を強調させて、「ん」(n)は弱く発音するときの「ん」(n)

切り捨て音...発音しない、または発音しても聞こえづらく、韻に影響のうすい「っ」(小さい"つ")など
(それでは尾子音と同じかもしれないが、尾母音、尾子音を総合して「切り捨て音」と呼ぶことにしてもいい)

以上、取り急ぎ、私なりの「ライムマーキング」のやり方とルールの発表をしてみました。

レコーディングに向けて、リハーサルを重ねていきたいと思います。

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