政見放送は儲かるのか?
参院選も9日目です。テレビでは政見放送が流れ始めて参りましたが、皆さん見てますか?
今日は政見放送の裏話?です。
政見放送は参院選の場合、5分30秒(選挙区)と決められてます(ちなみに全国比例は17分)。
政見放送には2種類ありまして、(皆さんがよくご存知の)NHKなどのスタジオで収録したものと、自分たちが収録したもの(制作したもの)を持ち込む場合があります。
収録したものは図版やナレーションなどが自由に入れられますのでクオリティはこちらの方が高いかもしれません。
さてこの政見放送ですが、国から公費負担があるのをご存知でしょうか。下記は神奈川県選挙区の資料です。
だいたい全国的にこんな感じの金額が支払われます。だいたい300万位が負担されます。注意しないといけないのはこのお金は立候補者と契約した業者が自治体に請求して業者に支払われる仕組みになっていることです。
その業者は立候補者が選べますので…あとは想像にお任せします。
しかもこの公費負担は、ポスターやガソリン代の公費負担と異なり、供託金没収された人にも支払われます。
政見放送が儲かるか、儲からないかはそれぞれの判断ですが、かなり美味しい制度だなぁというのが私の感想です。
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