青春
11/23 Hump Back "拝啓、少年少女たちよ"
ワンマン 大阪城ホール
3月に岐阜公演、野音が中止になって、このままHump BackのLIVE行けないんじゃないかと思った。でも、10月に岐阜の振替公演があり、そして11/23 大阪城ホールワンマンという大切なLIVEに足を運ぶことが出来た。その事実だけで本当に嬉しい。
城ホっていう6000人来てる会場でも、100人もいないライブハウスでも、何ら変わらない距離感でぶつかってくるHump Backが本当にカッコ良かった。
特に「ぎんのうた」を聴けたのが印象的だった。
めちゃくちゃ好きなんだけど歌詞が悲しくて、小さい頃からずっと愛猫と一緒にいた自分と重ね合わせると、音源でも泣きそうになってしまう。だからいつも曲をスキップしていた。今回、何のMCも無く、突然この曲が始まってビックリしてしまった。めちゃくちゃ前の曲だし、絶対やらないだろって思ってたから意外だった。ステージ上の萌々子さんから発される歌詞と自分の愛猫を重ね合わせてしまって涙が止まらなかった。
Hump Backは結成してから11年にもなるらしい。
萌々子さん1人だけになってしまった時期もあった。自分が知ったのは最近だし、昔のことは分からない。だけど16歳の頃から11年もHump Backに青春の全てを捧げ続けた萌々子さんは本当に尊敬する。お客さん全然いなくて、取り置き表に来るはずのない架空の名前も書いたこともあったらしい。それでもバンドを続けて、城ホの舞台に立っている。
こんな真っ直ぐに物事に打ち込めるのかと自分に問いかける。何だろうと考えた時、バンドを愛し続けることかもしれないと思った。
中学でMr.Childrenに出会い、高校でFaLiLVに出会い、大学で多種多様なバンドに出会った。いつもカレンダーとにらめっこしながらLIVEの機会を探している。
バンドが今の自分を形作っているのは間違いない。Hump Backは紛れもなくその一部を形作っている。
バンドは私の青春。