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わがままな1日

「NEW KICKS GREENSPIA 2023」に来てくれたみんな、ありがとう!楽しかったですね!

最初に頭をよぎったのは3年ほど前か、もしかしたらもっと前だったかもしれません。野外でライブすることは比較的よくありますが、自分の企画としてそろそろやりたいなと、ふと思った時がありました。しかも、「リリースツアーのファイナルで」とか「10周年の記念に」とかではなく、「ただやりたいからやる」みたいな、シンプルな気持ちでその日を迎えられないかなというのもありました。

そんな気持ちで周りを見渡してみたときに、「SMOOTH LIKE GREENSPIA」というイベントをthe band apartがやっていることを思い出したのです。バンアパの最初の動機とかは聞いてないんですが、僕からはすごくイメージに合ってたというか、魅力的に見えたのでした。ライブ制作のGREENSと、チケットぴあの担当者にそれぞれ連絡をして、さらにバンアパ荒井さんと木暮さんにも「ちょっと兄弟イベントみたいなのを春にやって良いですか?」とそれぞれ連絡したところ、「いいじゃん」という即答をいただき、いっきに実現に向けて動き出したわけです。

最初のチャンスは2年前。2021年の春に服部緑地野外音楽堂がおさえられたと連絡が来て、やる気になり、いろいろ準備をして、開催の発表をしました。ただ、最後の最後、リハの最終日あたり、直前で開催中止の判断をすることになったのです。何回目かの緊急事態宣言だったと思いますが、2020年の3月から約1年ぶり2回目の心がポッキポキに折れまくった数日でした。結局、その自粛期間に「I'm With You」を作って、ちょっといじけながら作ったにしては最高の曲ができたので、なんだかもうそれでOKってことにするしかないかと、強引に自分を納得させたのを覚えています。

そして、再び同じ服部緑地音楽堂でやれるとなったのが今回でした。今誘うなら、ということで村松拓に連絡をしてオファをしたわけですが、やりとりはお互いのMCでも言ってた通りのあんな感じ。とにかく拓ちゃんの男気に感謝でしかないのです。

拓ちゃん、ありがとね!今後のソロの動きがますます楽しみになるライブでした!メンバーも、ABSTRACT MASHの梨本くんとユーゴくんは10年以上ぶりの再会だったりして、楽屋も楽しかった!

出店は、連載してるアウトドア雑誌の「ランドネ」と「フィールドライフ」がアウトドアギアを、それから「CRAFTROCK」も限定ビールを持ってきてくれました。どの会社もとてもお世話になってるし、仲間だと思っているので、今回駆けつけてくれたことがとても嬉しかったです。ありがとうございます!

そして、GREENSとぴあのスタッフチームにも、大きな感謝を。関西ではほぼほぼ毎回お世話になっている人たちなので、今回だけ特別ということではないのですが、やはり共同開催ということで、一緒に作ることができたというのがとても意味のあることだなと改めて。最高でしたね。また次に向けて動けたらと僕は思ってます。また別途連絡します。

もちろんメンバーやスタッフにも最大級の感謝を。彼らがいて、今の僕があることは間違いないので。前の日にみんなでご飯を食べて、いろんな話をしましたが、くだらない話のなかに大事な話もあって、良いチームだなと思ったのでした。憂鬱になるようなことがあったとしても、音を鳴らして、それで救われてきたんだろうなと。昨日の野外音楽堂ももしかしたらそうだったのかもしれないし。そんな集まりだから、きっとずっと良い音楽が鳴らせているんだろうなと改めて思った「NEW KICKS GREENSPIA 2023」でした。

さあ、その最高なメンバーで、さっそく数日後、3月29日に「CHASE AFTER」のツアーファイナルがあります。渋谷のduo MUSIC EXCHANGEで待ってます。村松拓も一緒です。まだチケットが若干あるみたいなんで、駆け込みお待ちしてます。

昨年末から最近まで、自分にも周りにもいろんなことがあって、ちょっと整理が追いつかないような日々を過ごしていたんですが、久々にブログを書きたい気分になりました。それもあの野外音楽堂と来てくれたみんなのおかげです。ありがとう。

僕と同じように、「やっぱりこういう日って大事だよな」と思った人は、また会いましょう。

Photo by 小川星奈


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