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モヤモヤは続く

歩道を歩いていた私の前方右角から自転車に乗った小学生の男の子が現れた。
彼はポケットからちょうど手を取り出したところだった。
目が合った。何やらヒラヒラ落ちてきた。
落とし物かな?あれっ?拾わない?
そのまま通過した。嫌な予感がした。その場所を覗いてみるとそれらはアメやガムの包み紙だった。やっぱり・・・。その瞬間はまさかと思い何も言えなかった。せめて落ちたよとだけでも言えば良かった。振り向いても遅い。胸がざわざわしてきた。
平気でゴミを捨てられるなんて悲しすぎる。
塾に向かう途中の男の子だった。
モヤモヤは続く。
目があったのが私にとってせめてもの救い。
きっと次はしないだろう。そう思いたい。

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