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男のロマン 「愛車」

こんにちは。

ケイロクです。


おそらくnoteの主旨とはかけ離れた内容ですがお許しください。


「バイク」「単車」


男のロマンですよね。


巷ではバイクブームとやらが来ているような気がします。

私の周りだけかもしれませんが・・・


そこで、

つい先日、いつもお世話になっているパイセンが「バイク」を購入したという事なので、真っ先に拝見しに行きました。


所謂「旧車」でございます。


その名も

「YAMAHA RZ250」


ぐぉお、、

痺れる名前ですね、、


RZ250といえば、1980年にYAMAHAから販売された名車中の名車。

40年たった今でも人気が衰える事がなく、中古相場も年々跳ね上がっています。

現在の日本では規制により生産されなくなってしまった2ストロークエンジン。(海外の規制はわかりませぬ、、)

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*興奮して写真がブレブレです。


まず、とってもかっこいい見た目。

ダイナミックなタンクのライン。

BEETのアルフィンもかっこいいのよね、、

お、フロントダブルディスクに社外チャンバー。


こちらのバイク、最高出力 35ps/8500rpmのパワーと軽い車重で、じゃじゃ馬感と軽い取り回しを併せ持ったバイクで「ナナハンに勝てる250cc」とも言われていたようです。(現行ナナハンには、先ず勝てないと思いますが)


2ストバイク特有のパワーバンドにより、狂ったような加速で排気音と共にフロントフォームがビヨーンと伸びる感覚を覚えています。

耳に突き刺さるバリバリとした排気音。

そしてブレーキが、

き、きかねえ、、


そんな事もご愛敬。バイクファンを唸らせる一台です。


なぜ、真っ先に拝見しに行ったかと言いますと、

私、かれこれ10数年前、RZ250を所有しておりました。


当時高校生のケイロク少年

ガソリンスタンドでコツコツアルバイトの日々。


給料は全額貯金!ドヤ!

よし免許!だらだらしてなかなか通う事が出来ず!でも頑張る!(免許取得に半年かかりました。)


免許取得!ついに念願のバイク!

予算50万円以内!(高校生にしてはなかなかでしょ?)


迷いました。

たくさん迷いました。


バイク屋さんから買うと少し高値だったので、意を決して「モバオク」で検索!(当時詐欺が横行していた)


見つけた。

俺の一台見つけた。


そう、それがRZ250だったのであります。


運送費入れて41万円。

銀行では未成年だけで窓口に出向いても、この額は却下されておりましたので、母に頼む。


母「あんた本当に大丈夫なの?」

当時オークション詐欺が横行していて、ニュースでも度々報道されていました。

私「大丈夫。送金願います。」

母「ラジャー。」


2週間後


ケイロク少年、授業中である。


携帯電話に知らない番号からの着信。


出てみる。


陸送の担当者さん「1時間後にバイクお届けします」


うおおおおおおおっ!!

来たああああああっ!!俺のバイクううううっ!!!


ケイロク少年、学校早退する。


今考えるとあれはマッハスピードを出していたのではないかな、、

俺のママチャリ。


帰ると家の前にはトラック。


ぬおおおおおっ!

俺のバイクううううっ!!!


なぜか母親が私のバイクに勝手に跨っている。

ちょ、ちょっと、、俺より先に、、泣


そんなこんなで無事にバイクが届き、バイクライフがスタートしたわけです。


大事に乗りました。

本当に大事に乗りました。


時速80kmで砂利道で飛んでしまい、倒して、ウィンカー類がめちゃくちゃになってもすぐに治しました。

我が家の猛犬にタイヤをかじられ、ホイールに傷が入っても磨いて傷を消しました。

白い服で乗るとオイルで黒い服にしてくれる事も愛しました。


しかし、数年後。


金欠になり、バイクライフにピリオドを打ってしまったのです。


なので、今回は10数年前に"お金"の都合で生き別れになってしまった親友と再会出来た気分と共に、毎日が目まぐるしかった青春時代を思い出しました。


記事を書きながらモックモクの白煙とカストロールの香りを思い浮かべてます。。


この世の男達にとって、「男のロマン」とは各々違うジャンルになるかと思いますが、

今回、私のロマンの一つである「バイク」の記事を書かせていただきました。


「旧車バイクってのは生き物だ」

だの、おっさん同士へんちくりんな事をぶつぶつ言いながら、バイク眺め何時間でもお酒飲めますなあ、、これが私の中でロマンです。


高校生の頃の青春を思い出したので、今年僕もバイクブームに乗っかろうと思います。(あくまでもインスピレーションのためにね)


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