初めて自転車の練習をした、遠い思い出の場所へ
昨年の11月22日、実家に用事があり、久しぶりに愛知県へ行ってきました。
次の用事までに時間が空いたので、私が中学3年生の時に、ロードレーサーを買ってもらって初めて練習したコースを、久しぶりに訪れてみました。
愛知県と岐阜県の県境にある木曽川の堤防。
33年前の冬、この場所から、私の自転車人生がスタートしました。
当時は練習着もなく、ウインドブレーカーに原付用のヘルメットをかぶっていました。
もちろん、レーサーシューズなどもなくて、スニーカーで練習していたことを思い出します。
スタートして、数キロ走ると、濃尾大橋が見えてきます。
この橋を渡って、岐阜県側の堤防を走ります。
堤防は風がとてもキツくて、岐阜県側を走る時には、大概が向かい風でした。
しばらく走ると、この場所に着きます。
向こう側に写ってる建物が、何だかおわかりになりますか?
そう、笠松競馬場のスタンドです。
ここは笠松競馬場の向こう正面の堤防で、昔は練習中に、休憩しながらよくレースを見ていました。
笠松競馬場
撮影 長谷川満さん
笠松競馬場のスタンド側から見ると、緑色で印をつけたあたりです。
この日も競馬の開催をしていたので、懐かしさを感じながら、1レース観戦しました。
1600mの発走地点は、堤防からこんなにも近いんですよ
スタンド側から見ると、赤色で印をつけたあたりです。
自転車に乗り始めて33年。
私の自転車人生も、もう終盤に差し掛かってます。
改めて今までの自転車人生を振り返ってみると、苦悩の連続でした。
どうやったら強くなれるのか? どんなセッティングをしたら自転車が進むのか?
でも、これだけ長い間、自転車に乗り続けて来れたのは、やっぱり自転車が好きだからだと思います。
あと何年、競輪選手を続けられるかはわかりませんが、自転車に乗れる幸せを感じながら、悔いのないように精一杯乗っていきます。
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