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「全てに感謝」(大川裕也 短短)

3年半本当にお世話になりました。僕は大学から陸上競技を始め、新たな夢を追っていましたが、その道のりは険しいものでした。そんな僕だからこそ書けることがあると思うので、引退を機に記します。
まずは、素晴らしい環境で陸上ができて楽しかったし、誰よりも感謝しているということです。短距離集合では話しましたが、早稲田や他大だったらそもそも僕なんか入部できていません。野球での夢を叶えて燃え尽きていた僕に、新しい居場所をくれたのは陸上であり、競走部でした。競技歴がない所からここまで成長できたのは間違いなく周りの方々のおかげですし、毎日競技場に来るのが楽しみで仕方なかったです。だからこそ結果で恩返しがしたかったのですが…
次に伝えたいのが、仲間の大切さです。ありきたりかもしれませんが、大学4年間でたくさん助けられました。なかなかタイムが伸びなかったり、コロナ禍で精神を病んだりしましたが、仲間のおかげで最後までやり切ることができました。陸上は個人競技ですが、仲間と支え合いながら高みを目指し感動を分かち合うので、集団競技と本質的には変わらないと思っています。普段の何気ない会話や、対抗戦後の飲み会も最高に楽しかったです。これからも仲良くしてください。
そして最後に後輩に向けて、チームへの貢献は競技者として強いだけに限らず、色々な貢献の仕方があるということを言いたいです。もちろん競技力が高くて公式戦で得点するに越したことはないですが、勝負の世界なので全員がそうとはいきません。係の仕事を頑張る、毎日の練習を一生懸命やる、ということも立派な貢献です。そういう1人1人の1つ1つの積み重ねが、“強くて良いチーム”を作っていくのだと思います。頑張ってください、チーム達也応援しています。
以上です、もしかしたら競走部にはもう少しだけお世話になるかもしれません。そのときはよろしくお願いいたします。
                              大川裕也

引退ブログ用2


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