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記念日

どうも、106代短長ブロック長の鈴木です。

ここ最近、二人の新入生の入部面談を行いました。
まさか、自分がこっち側に来るとは3年前は思ってもいなかったので、なんだか不思議な気分です。懐かしい…

僕が1年生の頃、入部面談で4年間の目標について

 「3年生で関東インカレに出場して、4年生は決勝で勝負したい

と言った記憶がほんのり残っています。
これが嬉しいことに半分達成できてるのです!

残すは「4年生は決勝で勝負したい」これのみです。

こんなところで、僕の目標は伝わったと思うので、過去を振り返りつつ、書かせていただきます。自分に向けてのメッセージでもあるので、偉そうなこと書きますが、ご了承ください。
(以降の章のタイトルは漫画「ハイキュー!!」から引用しています。)


第一章 “楽”じゃなく“楽しい”を考える

2022年6月26日、僕は陸上競技にハマりました。

それまでも陸上が嫌いだったわけではありませんが、それの前と後では世界が変わりました。

この日は神奈川県選手権があった日です。
そこで人生初めての"優勝"を経験しました。

中学、高校と陸上をそれなりに本気で取り組んできて、
"唯一"決勝に進出した県総体でビリだった人間にとっては、これほどない喜びでした。

喜びと同時に"勝つこと"の楽しさを味わってしまいました。
そうなると、陸上競技という勝負の世界が楽しくて楽しくて仕方なくなるのです。


ただ、

もちろん小さな大会で勝っただけであって、部内ですら3番であり、
ハードルの置いていない400mに関して言えば、戦力外のレベルです。

なので、大抵の場合は負けてます。
大抵と言うより、それ以外の大会や日吉での練習ですら全部負けていました。

こういう場合、つまり負けたとき、全くもって楽しくないのです。
頭に浮かんでくる

「練習ツラい~」 「つかれた~」「あしがつるぅ~」
「ハードル高いぃ~」 「ハードル痛いぃ~」

は全部本当にに楽しくない! もうなんでこんなことしてんだ!?
って思う日も何かと多かったのですが、

それでも幸せなことに、競走部には自分の成功のように喜べる仲間がいて、そういう人が勝負に勝って、あの瞬間を体験している姿を見ると、
「次は自分の番だ」と、あの "楽しさ" が蘇ってきてくれます。

これが今の原動力の一つです。

第一章 


第二章 “ムリ” ではなく “ムズカシイ” である!!

時は遡りますが、2021年9月19日、何があったか覚えていますか?

短長ブログを読んでくれている短長大好き民の皆様であれば、既にお気づきでしょう。

そう、慶應が全日本インカレのマイルで5位入賞を果たした日です。


圧倒的なカッコよさでした。
その日の結果である、5位入賞もすごかったのですが、

それよりも代交代してから、
他のブロックの人から「ホントに行けんのか!?」と言われながらも、

何度も何度も「全カレ優勝」を声に出して言い続け、
ほんとに慶應をその舞台にまで引っ張った岩政さんがめちゃカッコよく見えました。
今でもそのレースを見ると、岩政さんの走りが僕らに「不可能なんてことはない」と伝えてくれます。


他にも慶應競走部には、周りから"ムリ"だと思われたことを覆したことは他にもあります。
入学する前の話で言えば、関東インカレの2部から1部に昇格した瞬間もそうでしょう。

その場所にいなかったので、何とも言えませんが、
慶應の仲間だけは選手のことを信じたからこそ、ムズカシイことをやり遂げたのだと思います。


スケールのでかい話を挙げましたが、
日々の練習でも勝手にムリだと決めつけていることはごろごろあるのではないでしょうか。
「あいつには勝てない…」「負けてもいい…」と考えてしまうことがあるのではないでしょうか。

そんなときこそ、ムズカシイことに挑戦するチャンスです!

第二章 


第三章「今日敗者の君たちよ、明日は何者になる?」


最後に、2023年5月11~14日、僕らは何者になっているでしょうか。

短長ブロックの皆さん、106代の頼もしい同期、頼もしい後輩たち、どうありたいですか?

第三章 つづく



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