見た目オンボロ、中身骨太

 はじめまして。1年の横井健道です。僭越ながら短長ブログでごちゃごちゃと書かせていただきます。 

 結構大口を叩きます。ご了承ください。

はじめに

 今回は私の座右の銘について解説してみようと思います。それはタイトルにもあります通り、「見た目オンボロ、中身骨太」です。これは、みんな大好き伝説の激アツサッカーアニメ「イナズマイレブン」のOP曲である「立ちあがリーヨ」の歌詞の一部です。聞き覚えのある人もいてくれると嬉しいです。
 この言葉大好きです。ブロック目標の模造紙にも描きました。その理由について、①理想の選手像、②逆転の芽、の2面から書きます。

1.理想の選手像(自分語り多め、読み飛ばしていただいて構いません)

 強い選手って、色んなタイプがいると思います。いつでも周りを楽しませるパフォーマンスをする劇場型タイプとか、どんなに辛くてもフォームをブラさずに涼しい顔で戦い抜いてしまうクールタイプとか。
 
 そんな中でも僕は、辛くて辛くて仕方ないって顔でフォームもめちゃくちゃ崩れる、なのに気力と根性だけで全員ぶち抜いて帰ってくるみたいな、モテなさそうなタイプの選手が大好きなんです。名前は挙げませんが、こういう選手たまに居ますよね。これってまさに、「見た目オンボロ、中身骨太」だと思います。(ちょっと400寄りの話になってしまってます。すみません。)

 確かに、最後までフォームを保って、冷静でいることは大事です。その方がタイムは出るのかもしれません。でもそんなクールな走りをする人間を、なりふり構わずぐっちゃぐちゃに走ってる人間が気持ちだけで打ち負かす瞬間は、最高に美しくてアツいです。

 そして、自分の理想もここにあります。気持ち一つで、持ってるもんの差とか全部埋めて(もちろん努力に裏付けされていることは前提として)勝つ。その姿を周りに見せる。見た人間の心を踊らせる、自分ももっとやれるかもと思わせる。そんな走りをできる選手が、ひとつのユニフォームを背負って走る人間の理想だと思っています。

 だから、「見た目オンボロ、中身骨太」は私の理想です。

2.逆転の芽

 ①を読んで頂いた方ならわかると思いますが、要は根性論が好きなんです。でも好きという気持ちと同じくらい、成長に重要だと思います。

 昨今、根性論というのは昭和の体育会的思想の象徴とされて忌避される傾向にあります。皆さんも嫌いな人が多いのではないでしょうか。(昨年の関東インカレの頃の全体集合では、数人の先輩が根性論が好きだと語ってましたね。)

 なぜ根性が重要であるか、これを説明するのは非常に難しいです。というのも、この世にはどんなに努力ではどうにもならないものが沢山あるからです。身長とかその最たる例です。僕が今日からどんなに気合を入れて牛乳を飲んでも、身長は190cmにはなりません、悲しいですね。こういう悲しい事実に直面すると、「根性じゃどうにもならないじゃん…」と愚痴をこぼしたくなります。
 

 しかし、状況は対して悪く無いことが多いです。そんな時は、それを得てどんな結果を得たいか、を考えます。例えば、高い棚の上にあるものを取りたかったとしましょう。そしたら、身長を伸ばさなくても自分でも乗れる高さの台を持ってきて、その上に乗ればいいです。そしたら、身長190cmの人に比べてはるかに労力がいるけれども、棚の上の高いものを取るという望みの結果は得られます。この「台を探して来て、持ってきて、その上にのる」時に、根性の出番です。分かりずらい例えになりました。要するに言いたいのは、持たざる者が持てる者と同じレベルの結果を得るためには、根性でどうにかなる方法でやってくしかないんじゃないか、ってことです。

 私は「持たざる者」としての自覚があります。中学高校で目立った実績がある訳じゃないし、持ちタイムも全くもって速くない。体の感覚が特別優れてるわけじゃないから、一つ一つの技術練習の質も他人より低い。だから、みてくれとかコスパを気にしてる場合じゃなくて、泥臭くボロボロになりながら気力で練習を積んでいく方法でしか、逆転の芽は無いです。

 こんな考えなので、「見た目オンボロ、中身骨太」に私自身の活路を見出してます。

甘いこと言ってる自覚はある。

 以上、私の座右の銘の解説でした。書いていて、速くならなそうな考えだなと自分ながらに思いました。根性とか気合いがが全てじゃないことくらい私にも分かります。
 でも、ここはあえて強い言葉で、根性論を馬鹿にするような人間には負ける気が全くしない、と言っておきます。

 めっちゃ偉そうな、分かったようなことを沢山書きました。これからシーズンが始まります。パフォーマンスで、自分の考えの正しさを証明していく所存です。

 長々とまとまりのない文章になってしまいました。日付も変わってからの更新となってしまいました。すみません。読んで頂きありがとうございました。


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