わたしの趣味

こんにちは。西元寺遼介です。

今回のブログのテーマは「知る」ということなので、私の趣味を皆さんに軽く知っていただこうと思います。




1.ポケモン

やはり一番はポケモンです。ゲーム、ポケモンGO、アニメ、映画…とにかく全部です。中でも最近はアニメの主人公のサトシくんが引退するということで、今までの思い出を振り返りながらしんみりとした気持ちで毎週欠かさず鑑賞しています。サトシくんは「全てのポケモンと友達になる」ということを信念としていて、トレーナーに捨てられたポケモンや扱いが難しいポケモンともバトルを介して少しずつ心の距離を縮めていき、最終的には友達になってしまいます。また、例えバトルに負けたとしても相手への敬意を常に忘れず、勝ち負けよりも大切なものがあるということを示してくれます。
ポケモンのアニメ関連で言うと、主題歌も素晴らしい曲が多いです。中でも遊助が歌う「V」がお気に入りです。曲の一節に「いつか必ず叶える夢がある。昨日の僕が叫ぶのさ、そう、だからこそ旅に出る」という歌詞があります。この歌詞を聴くと、心が折れた時でも自分の夢に向かって過去の自分に誇れる自分になろうと前向きな気持ちになることができます。本当にポケモンは色々なことを教えてくれます。




2.マンガ

二つ目はマンガです。これは大学に入学してからどっぷりハマりました。元々いくつか読んでいたものはあったのですが、大学生になり時間に少し余裕ができたので色々なマンガを読み漁るようになりました。その中で特に好きなマンガが二つあります。一つ目は言わずと知れたダークSFの金字塔「進撃の巨人」です。巨大な壁に囲まれて巨人から身を潜めながら生きていた人類が、壁が破壊されたことをきっかけに巨人から自由を勝ち取るために戦う物語です。二つ目の好きなマンガは「王様ランキング」です。王位継承者として期待されていたものの、耳が聞こえず非力であることから王様の器ではないと皆に蔑まれてきた主人公のボッジが、仲間との冒険の中で少しずつ王様らしい強さと逞しさを手に入れていく物語です。
この二つのマンガには共通していることがあります。それは「正義の反対は悪ではなく、もう一つの正義である」というテーマを読み取れるということです。どちらのマンガにも主人公の前に立ちはだかる敵が現れます。初見では彼らはただの裏切り者であり、噛ませ犬であり、悪役なのですが、徐々に彼らの中にも大義名分があることが分かり、主人公に敵対していた行動の裏には壮絶な背景があるのです。だからこそ人はぶつかり、争いは絶えないのであるというメッセージを感じ取ることができます。本当にマンガは色々なことを教えてくれます。



3.数学

三つ目は数学です。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私はSFCに数学と小論文の二科目受験で合格しました。理由は英語が全くできなかったから。そして数学が好きだったから。その影響もあって大学入学後も積極的に数学の授業を履修したり、家でも暇な時に高校時代に使っていた青チャートを引っ張り出してきて、どーやって解くんだったっけなぁと考えながらゆっくり解き進めたりしています。そんな数学のポイントはどの公式、どの知識を使うのかを問題文から丁寧に読み取ること。例えば数列の問題でも階差数列を使って解くもの、両辺をある数で割ってわかりやすい形に変形して解くもの、漸化式の逆数を取って解くものなど解法は様々です。間違った公式ややり方を当てはめてしまうと問題がさらに複雑化してしまいます。
そして、この一つの問題に対して丁寧にやるべきことを読み取って解き進めていくという過程はこれから私たちが生きていく上での教訓にもなりうると考えます。何事も闇雲に試行回数を重ねるよりも、丁寧に原因を分析して正しい方法で解決に導く方が効率良く物事を進めることができます。本当に数学は色々なことを教えてくれます。


4.ここまで読んでくださった皆様へ

ここまで読んでくださった読者の皆様、ありがとうございます。よく分からない自分語りが続いて「結局何が言いたいねん」と思った方、すみません。言いたいことは一つです。それは「色んなところにアンテナを張って、何事にも興味を持ってほしい」ということです。これまで私の趣味としてポケモン、マンガ、数学をあげてきました。その中で私はこれからの人生に活かせそうな教訓を見つけてきました。ポケモンからは「相手への敬意を常に忘れず、勝ち負けよりも大切なものがある」ということ。マンガからは「正義の反対は悪ではなく、もう一つの正義である」ということ。そして数学からは「何事も闇雲に試行回数を重ねるよりも、丁寧に原因を分析して正しい方法で解決に導く方が効率良く物事を進めることができる」ということ。
これらは今我々が心血を注いで取り組んでいる陸上競技にも活かせると思います。練習の中で自分の走りの改善点を分析して、正しいアプローチで良い走りに近づけていくという過程は絶対に大切です。そして試合を迎えます。試合の中で一つでも上のラウンドに進みたい、良い記録を出したいと考えた時、必ずライバルとなる選手が現れます。一見彼らは自分の目標達成を妨げる邪魔者に見えます。しかし、立ちはだかるライバルにも背負うものがあり、自分と同じくらいの熱い気持ちでぶつかってきているのです。それを理解した時、相手への敬意が生まれてきます。相手への敬意を忘れないことはスポーツマンシップの象徴です。例え勝負に負けたとしても相手への敬意の気持ちがあれば悔しさよりも賞賛の気持ちが先に出てくるはずです。そしてその先には勝敗を超えた夢、憧れ、希望が待っています。
世の中にはリンゴが木から落ちるのを見て万有引力を発見した人がいます。扉を叩く音を参考にして世界で一番有名な交響曲の出だしを作曲した人もいます。人生を変えるヒントはどこに転がっているか分かりません。皆さんもたくさんのことにアンテナを張って人生を豊かにしてみませんか?


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