11/13 エリザベス女王杯

11/13 阪神11R エリザベス女王杯(G1)
◎13ウインマリリン
○17ウインマイティー
▲3ピンハイ
△△4デアリングタクト
△7,5,9

肘腫によるコンディション不良からおよそ1年、ウインマリリンが同じエリザベス女王杯の舞台で昨年の鬱憤を晴らす本来の走りを見せ、悲願のG1戴冠を達成します。
言わずもがな、昨年16着、今年の大阪杯16杯はコンディション不良の影響によるもので、札幌記念3着を経てようやく調子が戻ってきた様子が伺えます。とは言ってもピーク時である昨年日経賞〜春天時の状態と比較したら物足りないですが、それでもこのレベルの走りまで戻って来たこと自体がかなり順調に行っていることが言えます。
元々この馬は同じエリザベス女王杯で3歳時にラッキーライラック、サラキア、ラヴズオンリーユー相手に4着に好走した実力馬。阪神成績が見た目上芳しくないですが、全てG1の上、20年4着と不振時エリザベス女王杯の2回と大阪杯を含めた数。
陣営が年始にウインマリリンにG1を獲らせる為に今年はG1しか使いませんと宣言した通り、この時点で目標を今回に定めたのは明白であり、結果的に前走を札幌記念に変えたのも、昨年オールカマーを使って体調面を悪化させた失敗を糧にして、間隔を取れるローテーションを作ったと推測できます。
鞍上に関してもウインの岡田社長が9月にある程度勝負をかけるような発言をしていましたが、この時点でレーンJの来日は決まっていませんでした。レーンJはスミヨンJの騎乗停止によって急遽来日が決定したので、あくまでの想像ですが元々の予定はスミヨンJが騎乗する予定だったのではと読めます。レーンJを宝塚記念でヒシイグアスで好走したようにこの条件を得意にしており、言うまでもない鞍上強化なのですが、それほどに陣営が今回超本気なのかが伺えます。
なんといっても馬はG2を3勝、オークスを2着しながらG1未勝利。クラブは19年国内G1を取れていない。このレースが今までのジンクスを打ち破る絶好の機会であるのは言うまでもありません。


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