投資と麻雀とパチスロと競馬(6)

人がお金を賭ける時、必ず「予想」と「選択」と「結果」がセットになっている。

投資であれば個別銘柄・投資信託・ETF・債券・仮想通貨などの底値と上がる余地を検討して資金を入れる。

麻雀であればもらった配牌から牌効率や打点を予想し、牌をツモる度に切る牌を選択、もしくは他家の状況を加味して手仕舞いにするのか突き進むか選択する。

パチンコ・パチスロなら前日の状況、当日の日取り、店舗の地域での力関係、機種の状況を加味して当日1番力を入れるだろう機種を予想して、その日の入場抽選番号が決まった段階で打つ機種を選択する。

競馬であれば新聞やネットから情報を得て、勝ち馬を予想して、買い方を選択する。

金額の大小はあれど、人は何かを賭ける時には予想と選択が必ずあり、結果が予想通りだった時の脳内物質の分泌量はとてつもない。どんなものに賭けていても当たった瞬間は「いくら儲けた」という感情よりも「当たった」という感情の方が前に来るのではないだろうか。

麻雀・パチンコ・パチスロ・競馬には一定の時間か期間で終わり(閉店やレースの決着)が来るが、投資には終わりがない。短くトレードすることも長く保有することも本人の自由だ。
つまり、一時の負けは長い目で見れば道半ばのちょっとした躓きぐらいのもの。
途中の損と思っても心は抉られるが、自分のリスク許容度に合わせて投資をすれば踏み止まることもできる。

投資なら時間という武器を持って立ち向かえるのだから、不利な条件を突きつけられるギャンブルから僅かばかりでも資金を分けて買い向かって行って欲しいと思う。

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