投資と麻雀とパチスロと競馬(14)

意外と知られていないが、日本人はすべからく全員が投資をしている。

いやいや欧米に比べて投資参加者が少ないと言われてるじゃないかとツッコミが入りそうだが、日本人は投資している。

それは「預金」だ。

預金はお金を預けているという認識が高いが、あれは銀行に自分のお金を貸し付けているのだ。

貸し付けているのに、物凄く少ない金利で返して来るという何とも不親切で隠れた金融商品なのだ。

安全・安心と預金は思われているが、裏を返せば物凄くリターンの少ない投資を印象操作で強いられている。

株式投資を始めて初めて分かった真実だ。
株式投資を始めなければ誰も教えてくれなかっただろう。
周りは誰もこの事実を知らないから。


他にも全員ではないが、多くの人が参加している投資もある。

それは住宅の購入だ。

不動産は資産だ。
株やビットコインと同じ。
値上がりもするし値下がりもする。
35年ローンの借金をしながら不動産に投資するリスクは大きい。
死亡保険があるからローンの返済途中で死んだら保険で家を残せるという話も聞くが、死ぬか老いてまで働きながら返すかの2択はなかなかハードだ。

将来の値上がりを予測することはなかなか難しいが、値下がりのリスクはある程度見えるかもしれない(人口の推移や交通網等)ので、なるべくリスクを抑えて、投資の観点から少しでも値が崩れないものを選びたい。

決して家を買うことを否定はしない。
家には人生を豊かにする家族との幸せな生活がある。
でもリスクに対するリターンという認識は持つべき。

将来的に日本は少子高齢化で家余りになると思っている。
外国人投資家が買い漁る可能性もあるが、買い手のつかない地方の物件は山ほど出ると思う。
そういった物件は維持費もかかるので更地にするか、格安で手放すだろう。
多少のリノベ費用はかかると思うが、長い借金生活をするなら今のうちに株式投資に資金を回して、配当や含み益でリノベ費用を捻出して、晩年の住処を確保した方がローリスクじゃないだろか。

株式市場は2年先を読むことが限界と言われている。20年30年先の家問題を心配して若いうちに家を買うことはなかなか難しい…

買っている人はとても勇気ある人だと思う。

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