投資と麻雀とパチスロと競馬(93)
お金の授業が小学校でも始まっているらしい。
母が小学校の教諭だったが、とても質素で堅実な生活を心がけていた。
地方公務員は安定しているが収入も徐々にしか増えないから、生活も最初は苦しく、徐々に良くなった感じ。
貯蓄と保険以外の金融資産も無かったし、こういう授業をしろって上から言われてもピンと来なかっただろうなぁ。
小学生からお金の授業が始まったという事は、下の世代は資産形成に積極的に参加する割合が増える。
恐らく老後○○万円問題は下の世代は無くなるだろう。
20代についてもiDeCo、NISA参加率を見ると何とかなりそう。
問題は今の30代以降だ。
まだ貯蓄神話に取り憑かれた人が多い。
その貯蓄、毎年の物価上昇でネズミにかじられたチーズの様に目減りしてますよ?
金融リテラシーの世代間格差は20〜30年後の国の問題になるだろうな。
今の30代以降の半分が株などの資産がない場合、恐らく70〜75歳まで働くことになるだろう。
何となく思い描いていた60〜65歳でのリタイアは、金融資産を持つか高給取りな人の贅沢な人生プランとなるだろう。
30〜40歳の人はまだ金融資産形成開始時期としては遅くない。
出口戦略と時期を間違えなければ、少なくとも3〜4年分の老年労働は回避出来る。
老後も働く事は悪くはない。
社会に参加する事は本当に生き甲斐になるし大事。
でも働きたいから働くと、働かないといけないから働くだと人生の豊かさが違い過ぎる。
意義のある老後を送る為にも今を有意義に使って欲しい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?