投資と麻雀とパチスロと競馬(11)

株式市場は一つの節目に差しかかっている様な気がする。

グロースと言われているハイテク系(GAFAMやロケットやEVなど)が売られナスダックが下落気味。かたやバリューと言われる皆にお馴染みのオールド銘柄が昨年来の復活もしくは高値を更新している。

週単位でバリュー、グロース、バリュー、グロースと海岸に打ち寄せては帰る波のように局面が変わって来ているが、こういった時には次第にどちらかが大きな波に変わって、やがて津波のように大きな市場転換を図るのではと思っている。

パチンコやゲーセンなどの市場回復が徐々に進んではいるが、株の世界ではコナミ、セガサミーがだいぶ持ち直している。
平和、SANKYO、ユニバーサルのコロナ前の半分ぐらいまでは回復しているが、まだまだ余地を残していそう。

特にユニバはオカダマニラが大赤字だったので、東南アジア・中国・アメリカのワクチン接種が進めばV字回復もあるのでは無いかと注目している。

パチンコ・パチスロ業界に目を向けると延長措置のあった風適法改正に伴う設置機種入れ替えの期限が11月に迫っている。
まだまだ40〜60%は旧基準機なので、業界としては需要を内包している。
本格的に景気と余暇産業への人出が回復するなら、ホールの手元資金の回復と同時に入れ替えも進むだろう。ただ、回復しないのなら店舗減が加速して市場が大きく縮小する。

ホールは8000店舗をいよいよ割って来ようとしている。
数年前は1万店舗割れで大騒ぎだったが、急加速で8000店舗付近だ。

パチンコ業界周辺で大きな収益得ている企業に勤めているので、将来についてあまり晴れ晴れとした展望はない。
が、業界が築いたレガシーは色々な産業で使えると思っている。

そして、サラリーと投資(または副業)の2つの財源を持つことが生活する上では今後必須となるので、働きながらその道を進めていく。

遅かれ早かれ日本は少子高齢化で経済力が落ちる。下手したら資本主義が始まって以来、先進国の中で最も早く衰退を経験する国かもしれない。
国や企業に依存せず、個人で自立して生計を立てる世界がすぐそこに迫っているのだ。

働くところを探すのではなく、何を得られるのかに焦点を合わせて今の仕事を見つめて欲しい。

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