The Revolutionary: 『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』
今更ながら、『Judas and the Black Messiah(ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償)』をやっと観れた。頭をカチ割られたような衝撃に、呆然としながら帰路についた。
社会の必要に迫られて生まれたブラックパンサー党、そしてシカゴ支部のチェアマン・フレッド・ハンプトンを生かしておかなかったアメリカを呪い、その国に生きる自分に疑問を投げかける。
そして結局のところ、この国にはめられ、同胞を欺き、苦しんだ裏切り者、ビル・オニールの最期を知り、深いため息をついた。
数多く存在する偉大なるブラックリーダーの中で、このフレッド・ハンプトンには、非常に深く惹かれる何かを感じる。
正直、シカゴの黒人の英語は、なかなか手強くて、分からないところも多々あった。今度はアメリカ人の友達に解説してもらいながら、もっとちゃんと理解して観たい。
もっともっと彼のことが知りたい。
アメリカは、結局、どのくらい進歩したのだろうか。
人のために生きるって、どういうことなんだろうか。
わたしは、今のままでいいんだろうか。
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