兄つよし②障害者のいる生活、本当の幸せとは。

このところ仕事が重なり、
自分自身で動かなくてはならなかったり、
予期せぬ事が続いて舞い込んだり、

こんな時は今までの私
わかっているんだけど
負のスパイラルに陥る😵

ちょっと凹んでいました。

そしてそんな中、
土曜日の福島の地震
コロナ禍の中、さらに被災者の皆さん
ご心配だと思います。

色々失敗もしながら、
戒めるための教訓だと思い、
前に進むしかありません。
頼りにしてる方々に話して
アドバイスいただいたら
元気出てきました。

さて、こんな時も
兄つよしは前向きポジティブでした✨

私が2歳の時、兄は5歳
生まれながらに脳性麻痺があり、
両親はあちこち病院で兄を連れていき
診察してもらっていたそうです。
東京の大きな病院で診てもらっても
やはり脳性麻痺…
実家で暮らしていましたが、

病院機能のある
障害者施設に入所して自立できるよう
入所してはどうかと薦められ
実家の隣の市の公立の施設に入所しました。
2歳の私には全くの記憶がないのですが、まだ出来て間もない施設だったと思います。

それから毎月第2火曜日と第4日曜日のみの面会、盆正月、春休み、GW
だけの帰省。

両親は心配だったと思います。
私は物心ついたときから
この生活だったので違和感なく
兄に会うのを毎回楽しみに
していました。
朝は9時から、帰りは夕方5時
帰りはあちこちで一斉に泣き声が
あがり…
あの瞬間はやっぱり辛いなぁ…

でも毎回毎回面会で会えるのが
私達家族は楽しみにしてて
楽しい思い出ばかり。

いつもモヤモヤしてたのですが、

「大変でしょ」
「可哀想に…」

と言われることに疑問が
ありました。

私達家族にとっては
兄つよしの存在は天使そのもの
ほんとに楽しかったし、
いつも笑顔で、
(でも休みが終わり施設に帰るときは嫌がって大変でしたが)

「かわいそう」
という方々は、きっと障害者のいる
生活が解らない、考えたこともない、
大変だというイメージしかないんだろうな。

障害者のいる生活とは、
本当の幸せとは、
生きていく上での価値観、
一生懸命毎日を過ごす姿そのもの
障害者のいる生活を
知らない人たちよりは
私は兄から教えてもらった気がします。

兄が亡くなって丸々7年
生きた証を残したく
このnoteに記していきます。

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