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好き、に気づくとき。

ただいまナポリです。
ネクタイや、スーツ、シューズ工場を
訪問する数日を送っています。

毎日エスプレッソの飲み過ぎで胃もたれ気味..
今日はさすがに減らさないと。

工場めぐりをしながら自分の仕事について
思いを馳せました。

私はバイヤーほどに 商品や製法に詳しくなく
そこまでの追求心がないことに..なぜだろう、
そんな気持ちを持ったまま仕事をしててよいのか
疑問を持っていました。必死で学んだことも
たくさん沢山あるのだけど、いかんせん…
好き!な気持ちのあるひとには叶わない。

モノに関わる仕事をしているけれど、モノの作りや製法への拘りは意外に無い。単品への執着はあまりない。好きなものは、まつわるストーリーや人の思い。執着している人の気持ちや強さに触れること。そして世界観や全体を理解しようとすることが好き。

— ケイコ@アラフォー婚活応援 (@keiko720) January 18, 2018


けれど、何か好きな気持ちに突き動かされて
通い続けているイタリアで答えが少し
見えてきた気がします。

物、自体よりも
その周りのストーリーや人の思い。
執念や熱。美しいものを生み出す文化や自然や
アートが好きなんだ、と。

そして、それを人に伝えることが好きで
自分自身や、ブランドの世界観を作りあげること
が好きなのだ、と確信しました。

ひとりひとりが、アーティストであり
表現者。人の個性に触れた時、美しさに触れた時、
心が震えます。


自分がやっていることに対して大小つけたり、人と比べたり、適当なんて思わないこと。誇りをもって、心を込める。学び続る。

モノを通して、伝わるもの。
何故、人が美しいもの、完成されたものに
惹かれるのか。 纏ったとき、ブランドの
素晴らしさが理解された時、ファンになってしまった
時。そんな瞬間が立ち会うのが大好きでこの仕事を
しているんだって思えました。

スタイルのある人になりたい。
と、いつもイタリアに行くと思います。

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