23歳ロレックス デイトジャスト10Pダイヤの時計を買う♪
時計をつけて家に帰ると
父「親よりいい時計つけてるな!」
私「ちゃんと自分で頭金入れてローン組んで買ったし、一生使うから大丈夫!」
何が大丈夫なのかわからない意味不明な会話。
年上の方と遊ぶことが多く、周りにはロレックスを付けている人がいたため必然と私もいつかロレックスが欲しいな!買うなら絶対10ポイントのダイヤ入りが欲しい!
そう思っていました。
友達と時計が欲しいと盛り上がり、今から見に行こうよ!と勢いで並木通りに見に行きました(笑)
店舗に入るとさすが高級店!
今日見に来て絶対買わないであろう私にとても丁寧に接客をしてくれ、試着させてくれました。
キラキラで可愛くて、見るよりも腕につけたほうが可愛くて、絶対に欲しい!いつか絶対買おう!と思いました。
値段は80万円
消費税込みだと84万
(この時はまだ消費税5%だったんです。今の半分だ)
私には手が届かない...
後ろ髪ひかれながら「また来ます。」と言ってお店を出ました。
それから数日経っても興奮は覚めず、気づけば一人で時計屋さんに通っていました。
週に2.3回通う。
でも見るだけ。
ゴールド、ホワイトゴールド。
買う決心はついていないけど色が決めきれず店頭で何度もつけてもらいました。
時計ってずっと使えるし、一生ものだよね。
でも高すぎでしょ。
と思いながら数日後店に行く。
毎回買わないのに店員さんは嫌な顔一つせず、心よく迎えてくれました。
普通なら23歳の女の子が来てもあしらいますよね(笑)
店員さんの寛大な対応に感謝しています。
時計を買うなら絶対このお店で買おう!と思いながら通っていました。
ある日いつものようにお店に行くと
「新色でピンクゴールドが出たんです!着けてみられますか?」
見た瞬間。
ピンクゴールド可愛すぎるーーーーーーー!
ホワイトゴールドでもイエローでもなく私はピンクゴールドが欲しい!
つけた瞬間に「これ下さい!買います!」と言った自分にビックリしましたが、
その瞬間「おめでとうございます」と言いながらその場にいた
全員が拍手してくれ喜んでくれたことを今でも覚えています。
半年も通えば全員と顔見知りです(笑)
記憶が曖昧ですが、時計貯金をしていた頭金を入れ3年か5年ローンくらいで購入しました。
この時計に自分の人生を刻んでいこう!
汚れるのは嫌だけど使わなければ買った意味がないと思い、購入してからはほぼ毎日着けていました。
生涯大事にしようと誓っていた時計をつけることが苦痛になり、購入しちょうど10年後に時計を売るなんてこの時の私には全く想像できません。
あんなに喜んでくれた店員の方々ごめんなさい。
-Written by Keiko Fujinori
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