ソーセージマフィンをソーセージエッグマフィンにしようとして結局エッグだった日

昨日の出来事。

11時から現場で新居の打ち合わせに合わせて、
その前に2人の大好きな某ファストフードのソーセージエッグマフィンを食べようということで予定していた。

最近わたしたちはお金に対してシビアになってきている。
というよりは節約がブームな節がある。

きっかけは、家を購入したことから始まっている。
大きな買い物に伴い、お金に関して勉強するようになり、
固定の支出を見直したり、
つみたてNISAを始めて数%の利回りの尊さ、
メルカリでキーホルダーを売ったときの手間から数百円の粗利を見出したりするようになってから、
銀行の手数料だったり、コンビニでのちょっとした無駄遣いも勿体ないなと感じるようになった。

そして最近は、夫婦こぞって某ファストフードのソーセージエッグマフィンとソーセージマフィンの差額150円が高いと感じるように。。

ソーセージエッグマフィンが大好きで毎週末のペースで食べていた。
それももったいなくて、食べることをやめるようにしようとした頃夫から思わぬ提案を受ける。

「自分たちで卵焼いて挟んだら2人で300円もお得になる」という。
しかもその瞬間私は100均で見かけた卵を正円に成形して焼く型の存在まで思い起こし「できる」と確信があった。
アホかもしれないが、めちゃくちゃテンションがあがった。

そしてついにそれを実行する日がきた。

卵は最初少し手こずったが、なんとかあのバンズに挟まっている卵のかたちで焼けた!
たまごと、フライパンと詰めたパックの洗い物がでることと、焼く手間を150円で買ってたわけだと思いながら、支度完了。

なぜか夫がモーニングの終了時間が差し迫っているのにもかかわらず、ガッツリ車の窓を拭き始めた。
間に合うのか?と不安がよぎりながらもなんとか出発。

ワクワクしながら向かう道すがら、
時間が間に合わないギリギリであることに気づき、
焦る夫。

ぴったり終了時刻に到着。
ドライブスルーの表示はすでに昼メニューに変わっていた。
尋ねたところ、もうモーニングは用意できないとのこと。

私は食事に対して楽しみにしていたことが叶わないとわかると絶望に陥る。

以前も大好きなラーメン屋さんが定休日だったとき、そのあとの用事もすべて捨ててもう帰りたくなった。

今回もそのような境地。
言葉を失って、夫が窓を拭いてたことを激しく心の中で責めた。

夫は謝り近くのコンビニに寄り、ご飯を買おうと言っても私はいらないの一点張り。

焼いた味なし卵を2枚、夫は食べていた。

ここで自分をなだめるおまじない〝人間は不完全だ〟を言い聞かせるも、効き目がなく、許せない。

笑ってネタにすればいいものの、
頑なに許せない自分に呆れてしまう。

最近夫に対するイライラが多くて、
少しぎくしゃくする日々を送っていた。

このあとの打ち合わせが終わったら話そうということで、打ち合わせへ向かう。

打ち合わせ後もお互いすぐには話し合う空気にはならず、家に帰宅。

今日はもう一つイベントがあり、
夫が大切にしていたスポーツカーとのお別れの日。
出産を機に維持費の安い中古でスライドドアの軽自動車に買い替えを決めたので手放すことに。

最後その車で少しドライブしようと約束していた。
険悪な空気ながらも夫はドライブに誘ってくれた。
車の中で今朝の件について話すというよりは、わたしが号泣し始める始末。

夫のそういうおっちょこちょいな部分や間違えを直すことが解決でなく、私自身が相手を許したり、思い通りにいかない状況を受け入れるのが課題なのはわかってた。
優しい夫がかわいそうで、自分が嫌で、こんなんで産後母親になれるのかと落ち込む。

夫は「自分はおっちょこちょいで失敗が多い。なるべく気をつけるようにするけど完璧じゃないからまたこういうことが起きると思うんだよね、その都度怒らせちゃうかもしれないけど、その都度こうやって話し合おう」と言ってくれた。
またそれを聞いて泣いた。

なかなかカオスな1日だった。
自分のなかから変わりたいとかごめんねとか言葉は溢れるけど、自分から湧いて出る言葉はなにもかも虚しくて、今言葉で埋め合わせるよりこれからの行動の積み重ねが全てなんだろうなとつくづく思う。

次はソーセージマフィンと自家製エッグでソーセージエッグマフィンを完成させたい。

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