Episode 1: それは突然に

これは私KがnoteでウインドシンセサイザーEWIを買うまでの戯言の記録である。


私は今音大でサックスを専攻してまして、クラシックなので、ジャズとかを勉強してるわけじゃないです。どのぐらい違うって、たとえばクラシックでメタル(キンキラキン☆)のマウスピースを使うことはまあほぼないです。吹き口から違うんですね。

普段やっているのは吹奏楽とか、クラシック。中学生の頃、縁があって以前お世話になってた先生と出会い、この道を歩くことになったのですが、当然はじめはド素人という騒ぎじゃないほどのド素人かつ無知。そこで出会ったのがThe SAXという雑誌で、最近はわりとジャズ色が強くなってきましたが、以前はわりとクラシック色も強くて。(今でもたまにそういう号が出ます) 読み始めた頃かあるいは読み始めてちょっとぐらいした時にEWIの話もあったから、一応その時から名前は知ってたんです。ただその時は、「ふーん」。特に眼中になく。(ゴメンナサイ。)

その日から何年も経つのに未だ本物を拝めたことがない。ーそりゃそうです、クラシックでまずやってる人いないし、EWIが出てきそうなコンサートに行くわけでもないので。行ってみよう!!という衝動にまでは駆られてないわけです。強いて言うなら、T−SQUAREの野音であそぶ、だっけ、のライブ映像をNHKで見たことがあって、そこで宮崎さんと伊藤さんの両氏が使っているのを見て、「ああ面白そうだな」と数年前に思った。・・・それだけ!w

なのになぜ、突然。

いろんな偶然、というか、いろんな小さい事が重なって重なって、「あ、EWIやってみたい」と思った、としか言いようがないぐらい、はっきりしない。でもEpisode 0にも書いたとおり、別にEWIでクラシックをやろうとしてるわけじゃないんです。勿論、そうやっても面白いだろうけど、それは後付。

最初はあくまで、ポップスをこよなく愛しながらもクラシックを勉強してきた私が、フュージョンとかそういうのをやったらどうなるかなあ(ていうかやりたいなあ)という好奇心と、そして、

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