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《トランザクション・ロールバック》採用型の【マテリアルゲート】について

どうも、慧紀です。
今回は短めです。始めと終わりの文章も省略します。


通常罠に革命を起こす《トランザクション》

先日、新カード《トランザクション・ロールバック》が公開されました。

引用元:https://yu-gi-oh.jp/news_detail.php?page=details&&id=1571

墓地効果で墓地の通常罠の発動時の効果をコピーできる通常罠であり、コピーしたい通常罠と《トランザクション》を墓地に送るだけで起動できます。

これまで先攻1ターンに通常罠を起動する手段はサーチを要求したり特定のモンスターを特殊召喚する必要性があったりと手間がかかったのですが、こちらは非常に簡単ですね。

具体的には《永遠の淑女 ベアトリーチェ》《ライトロード・ドミニオン キュリオス》《ワルキューレ・フュンフト》などの墓地送り効果を計2回使用するだけで達成できます。

イゾルデ1枚から任意の通常罠コピー(使用EX5枠)

というわけで早速ですが展開ルートです。
《聖騎士の追想 イゾルデ》1枚から手札コストなしで以下のように起動できます。

イゾルデ効果、イグナイトサーチ
イゾルデ効果(コストデュランダル)、リナルドSS
リナルド効果、デュランダル回収
デュランダル発動
デュランダル効果、イグPサーチし自壊
イグナイトとイグPをPゾーンに発動
イグナイト効果、爆破し自身とPスケールの異なるイグナイトサーチ
イグP効果、星6イグナイトをチューナー扱いでSS
リナルドと星6イグナイトでロックス、効果でイグナイト回収
イグナイト2枚をPゾーンに発動
イゾルデロックスで軌跡、効果でクロノサーチ
イグPと星6イグナイトをP召喚
イグナイト効果、爆破しきつねびゆららサーチ
クロノ効果、自身をSSしゆららSS
星6イグナイトとクロノでベアト
ベアト効果、トランザクションを墓地へ
軌跡ベアトと適当な1体でキュリオス、効果でコピーしたい罠を墓地へ
トランザクション効果、墓地の罠をコピー
キュリオス効果、3枚墓地肥やし

盤面:キュリオス、イグPorゆらら

EX5枠、メインの非イグナイト6枠ということで、非常にコンパクトに通常罠コピーまで繋ぐことができます。

【マテリアルゲート】について

通常罠を撃ちやすくなったところで、次に考えるのはキル手段です。通常罠を使う先攻ワンキルでまだ生きているものといえばやはり【マテリアルゲート】でしょう。

これは《チェーン・マテリアル》の適用下で《フュージョン・ゲート》を使用することで、手札・デッキ・墓地のあらゆるモンスターを使用して際限なく融合召喚を行うことができるコンボです。《E・HERO エリクシーラー》を使えば無限ループを起こすこともできます。

ここからのキル手段は様々ですが、コンパクトに済ませるなら《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》2体で《LL-インディペンデント・ナイチンゲール》をコピーするのが一番でしょうか。

《インディペンデント》の融合素材の《LL-アセンブリー・ナイチンゲール》はXモンスターであるため用意が面倒ですが、《ドロドロゴン》などの融合素材代用モンスターを使えば問題ないですね。

なお、《チェンマテ》は発動時に効果処理を行わないため《トランザクション》ではコピーできませんが、《トラップトリック》や《トラップトラック》を間に挟むことで直接発動することができます。

ということで、後は《ゲート》を用意すればいいということになります。
ここで、《トランザクション》と同時に公開された《ヘルホーンドザウルス》を見てみましょう。

引用元:https://yu-gi-oh.jp/news_detail.php?page=details&&id=1571

融合召喚成功時にデッキ・墓地からフィールド魔法を置くことができる融合モンスターです。

すなわち《チェンマテ》を発動して一回融合効果を使うだけで《ゲート》を持ってこれるようになりました。いいんですか???

この最初の融合効果をどうやって用意するかですが、これは《プロキシー・F・マジシャン》が適任でしょう。

効果モンスター2体でリンク召喚できるため、先述のルートで盤面に残る《キュリオス》+《イグP》or《ゆらら》で簡単に用意できます。

イゾルデ1枚からマテリアルゲートでナイチンワンキル(使用EX12枠)

というわけで展開ルートです。
先述のルートで《トラップトリック》をコピーし、《チェンマテ》をセット&発動したところからになります。

キュリオスと残り1体でFマジ
Fマジ効果、デッキのヘルカイトプテラと適当なドラゴン・恐竜でヘルホーンド
ヘルホーンド効果、ゲートを置く
ヘルカイト効果、自身SS
ゲート効果、イグナイト2体でオールヴェイン
オールヴェインとヘルカイトでドロドロゴン
ゲート効果、適当な闇P2体で覇王スターヴ
ゲート効果、適当な闇P2体で覇王スターヴ
ゲート効果、ドロドロゴンと適当なLLでインディペンデント
覇王スターヴ効果、インディペンデントをコピー
覇王スターヴ効果、インディペンデントをコピー
覇王スターヴ効果、4000バーン
覇王スターヴ効果、4000バーン

所感・改善案など

・《ヘルホーンド》の素材は手札誘発である《幻創龍ファンタズメイ》や後手で強い《ダイナレスラー・パンクラトプス》を使用できるため、不純物にしては許容範囲かもしれない。
・《軌跡》での《クロノグラフ》のサーチに《調弦の魔術師》と《星刻の魔術師》を挟むとモンスターが1体増えるため、《トラップトラック》を使い《チェンマテ》の採用枚数を削ることができる。《調弦》とリクルート先の魔術師は闇Pとして《覇王スターヴ》の融合素材枠にもなる。
・《オールヴェイン》《ドロドロゴン》の代わりに《赫焉竜グランギニョル》と適当な光闇の融合素材代用モンスターを採用し、EXデッキを削減することもできる。
・《覇王スターヴ》2枚採用による枠の圧迫が気になる場合、一方を《トロイメア・ユニコーン》にして1体目を再利用する手もある。手札コストは《プテラ》で《融合》を回収するなどすれば調達可能。



・イグナイト基盤でナイチンワンキルするなら《デビフラ》使った方がよくね???
→実際そう。もっとカジュアル寄りに無限ループを楽しむ方が良さげ。

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