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メンサの会員の方々の頭の良さのクオリティには恐れ入る

今年立て続けに2人のメンサの会員の方にインタビューする機会を得た。お2人とも女性で、マスメディアでの露出がある方だ。いずれも彼女たちの本業に関するインタビューであって、メンサだからインタビューしたわけではなく、下調べをしたら出てきたプロフィールである。

メンサとは人口の上位2%のIQを持つ人が参加する国際的なグループで、その試験を受けて合格すれば入会できる。その試験は非公開とされている。

メンサと知っていて思ったのかもしれないが、彼女たちとのインタビューはIQの高さが滲み出るもので、本当に恐れ入った。頭の回転が速いというのはこういう事なんだろうなと思ったし、相手からすると世の中一般の人がスローモーションで動いて、考えているように思えるんだろうなとも感じた。

同じ感想はやはり仕事で省庁の役人の方にインタビューしたときも感じた。彼のインタビューへの返答が素晴らしかった。こういったことは愚鈍な私でもリアルタイムでわかるが、テープ起こしをしてみると、明瞭にわかる。論理が卓越していて繰り返しや言いよどみがない。

また仕事でインタビューしたなかで、何人かの音楽家、ミュージシャンでもそういう方がいた。彼らは恐らくメンサの試験などは受けないだろうが、いま思えばIQが上位2%の人たちだと思う。

大学でみると偏差値70ってたいしたことないけど、メンサに人たちと話していてわかったのは、受験勉強とかでは身につくものではない、ホンモノの頭の良さであり、メンサ、多分俺は絶対ダメだろうな。ってこと。

プロスポーツ、プロ野球のようにフィジカルに卓越した人がいるように、頭脳が卓越した人は明らかにいるのだが、フィジカルのように顕在化していないだけで、いろんなところにきっといるのだろう。そういう方々が人類の未来を作ってきているんだな。上位2%といえば50人学級で1人いるわけだから、それほど珍しいわけではないし、日本で言えば1億人で200万人いるわけだ。人口だと栃木県民ぐらいいる。彼らの知能をもっといかしていくべきだと思ったし、そうした知性、才能が生かせない、同調圧力が強い息苦しさが日本の最もだめな点だと思う。


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