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合同会社 ダイアログ(代表社員 池谷恵司)のWorks、仕事のアーカイブマガジンです。
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2022年5月の記事一覧

仕事の記録 ヤマハPA ADECIA【導入事例】株式会社映像センター 様 / 東京

このアクリルの仕切りが問題なのです。コロナ禍で飛沫を防ぐという効果がどのくらいあるのかは疑問ですが、明らかに声を遮るのです。聴き取りにくい。会議のマイクでも拾いにくい。 そのために開発されたのが天井設置型のマイク。しかも話者を自動的にトラッキングするので声が明瞭、しかも机のレイアウトを変えてもマイクのセッティングを変えなくてもいい。 というメリットがあるのです。 この仕事で実際に導入事例の取材をすると効果は大きいな、と思うのです。 コストに関しても、日本各地から時給換算すると

仕事の記録。名古屋に出張。ヤマハPA、ADECIA【導入事例】教育産業株式会社 様 『Ksg Lab. 』 Room Hz / ショールーム / 愛知

https://jp.yamaha.com/news_events/2022/proaudio/case/ksg_lab.html Web会議システムの音声のほうのシステム、ヤマハの「ADECIA」という天井設置型マイクとスピーカーとプロセッサーのシステムの導入事例をやっている。 目の前にマイクがなくて、天井に設置されたマイクが自動的に話者をトラッキングしてくれるわけだが、これと等身大ぐらいに映るモニターがあると、ほとんど相手がそこにいて会議をするのと変わらないレベルのコ

仕事の記録。ヤマハスピーカー、NEXO導入事例 ペニーレーン24 様 / ライブハウス / 北海道札幌市

私はコピーライターなので、文章を書くことが専門なんだが(しかも本来は広告やカタログの文章とグラフィックも含めた制作物全般のディレクションというクリエイティブディレクターが本職)、ここのところPAの現場やホールにいって取材をして原稿を書くことが多い。しかも、趣味であった写真もいつのまにかプロ化していて、カメラマンとコピーライターと一人二役をすることも多い。発注側としても交通費が一人分浮くというメリットがあるが、制作側としても、どんな写真がほしいのか、何枚ほしいのか、どんな風に使

(古い)仕事の記録 Vol.8シンガー 相川七瀬 Nanase Aikawa音に没頭できるから、音楽と真剣に向き合える。

タータンチェックの衣装で素敵だった相川七瀬さん。JBLの超高級オーディオで、エアロ・スミスなどのハードロックをガンガン聴いてしまうところが、カッコイイ姉貴で、とても楽しかったです! なんつーか、相川七瀬さんって、女性になってかわいくなった、スティーブン・タイラーみたいなかんじだったなぁ。

仕事の記録、ヤマハPA導入事例 【導入事例】池袋西口公園野外劇場 グローバルリングシアター 様 / 劇場 / 東京

ヤバイ感じだった池袋西口公園が、いつしか素敵な屋外劇場になっています。それがグローバルリングシアター。円形のリングの内側にはスピーカーがぐるりと設置されており、ヤマハの残響支援装置によって、全くの屋外、しかも駅前の市街地でありながら、ホールで演奏するかのような美しい残響が得られるようになっています。その機器の詳細についてご紹介しています。ぜひご覧ください。 あと本文には書きませんでしたが、アコースティックな残響装置である左右の壁面内のチャンバーもすごかったです。

仕事の記録、デノンブログ Dolby Japanさんに「Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)のロッシーとロスレスってなんですか」って聞いてみた

デノンブログ、毎週制作しています。今イマーシブでDolby Atmosが大はやりですが、Dolby Atmosといっても一種類ではないのです。 といっても、これはスピーカー配列のことではなく、音質のこと。ロッシーとロスレスのことです。 今回、実際にドルビージャパンに行って技術部長に話を聞いたところ、今まで複雑でわかりにくかった点が良くわかりました。 配信にしても、Blu-rayなどのパッケージにしても、音声はかならずでコードされる。というのも重いと収録、配信できないので。

(古い)仕事の記録 Harman Artist Interview@試聴室Vol.7歌手・俳優 ささきいさお Isao Sasaki音を練っていくと、最後は“透明さ”にたどり着く。

六本木のハーマンの試聴室がなくなってしまったことを知ったので、このコンテンツもなくなってしまうのかもと思い、急ぎ張っておく。 ささきいさおさんは、ロカビリー歌手「和製プレスリー」などと呼ばれて人気を博し、一世を風靡した。 ま、ここまではいいとして。ささきさんのすごいところは、一世を風靡した後にいったん人気がなくなったのに、その後、アニメソングの歌手として見事に返り咲きを果たしたことだ。 どんなに売れた人だっていつかは売れなくなるわけだが、その時に腐ったりひねたり威張り散らし

仕事の記録 ヤマハPA導入事例 【STAGEPAS 1K アンバサダー事例】オイシックス・ラ・大地株式会社 / 東京都品川区

大崎にあるオイシックス・ラ・大地株式会社に行った。食材の宅配の会社なので、成長企業なのだろう。会社のテイストは今時のWeb系の会社のようで若くて聡明そうな男女(女性の方が多かった)がテキパキと働きプレス発表を仕切っていたのだった。 で、プレス発表されていたのがヴィーガン用の食材の宅配だ。プレス発表の一環としてネクストミートという肉のような食感とテイストを持った食材の試食もあった。仕事していたので現場では試食できなかったが、帰り際に食材を持たせていただいたので、家で食べた。

仕事の記録 山極壽一さん 総合地球環境学研究所所長〈インタビュー〉日本の強みを「Think Local, Act Glocal」で世界に発信 | 総合地球環境学研究所 山極壽一所長 Part3

がんばりました。山極先生3回目。 人間の社会は「動く自由」「集まる自由」「語る自由」の3つの自由で成り立つ。 今、特に響く言葉だと思います。

仕事の記録 ヤマハPA RUio16-D 【導入インタビュー】株式会社スターテック

https://jp.yamaha.com/news_events/2022/proaudio/case/startech.html PAエンジニアの重鎮、スターテックの志村さんにインタビューしました。思えば坂本龍一のライブでPM5000を使った時に横浜でインタビューをしていらい、昨年も含めて何度もインタビューさせてもらっていますが、温厚で落ち着いていて、しかも、非常に音に深く突っ込んで挑戦する姿勢、新しいことにどんどん挑んでいく姿は、じつにカッコイイしさすがです。

仕事の記録 山極壽一さん 総合地球環境学研究所所長〈インタビュー〉共鳴する肉体、言葉、そして音楽 | 総合地球環境学研究所 山極壽一所長 Part2

  人間が人間たらしめている「共鳴」とは音楽によるものであり、言語よりもはるかに先から音楽は人間の根幹にあったのです。 人生観が変わるぐらい衝撃的なインタビューでした。 日本最高峰の知能は凄いです。 ぜひお読みください。 パート3もあります。

(古い)仕事の記録 Harman Artist Interview@試聴室 Vol.6シンガーソングライター 川嶋あい Ai Kawashimaすごいライブ感!音がクリアでコーラスも鮮明です。

川嶋あいさんのインタビューは非常に印象に残っている。ミュージシャンである以上、誰でも熱狂的な音楽好きなわけだが、そのなかでプラスアルファを持っている人がいて、川嶋あいさんとか、小室哲哉さんなどは、経営者的なセンスがあるな、と思わせるところだ。 小室哲哉さんの場合は、ネット企業とか広告系の会社が経営できそうだなと思ったけど、川嶋あいさんの場合はNPOとか、NGOとかの、世の中のためになることをする組織の長のようなイメージだった。 既存の大きな音楽事務所に属することなく、あえて

仕事の記録 AktioNote 山極壽一さん 総合地球環境学研究所所長〈インタビュー〉コロナ禍は人間らしさの源泉である 「共鳴」を妨げる | 総合地球環境学研究所 山極壽一所長 Part1

元京都大学学長で、ゴリラ学者の権威、山極壽一さんに、どうしてもコロナ禍のことを聞きたいと思って企画したインタビューでしたが、非常に実り多く、たくさんお話しいただいた内容がどれも素晴らしかったので3回にわたってのインタビューとなりました。今回はパート1で、まずはずばり、コロナ禍の影響についてうかがいました。 なんとなく、テレワーク、インターネット、などの電子デバイスでステイホームのネガティブ面を補償しつつ、逆にプラス面もある、と考えていましたが、ゴリラ学者から見れば、我々が想定

「へんしん・すがたをかえるイモムシ」原画展 桃山鈴子 を見て思うこと

昆虫を虫眼鏡で見ながら徹底的に細部まで点描で書いていくという手法で様々な虫を描いている桃山鈴子さん。私の友人の奥様でもあるんだが、いつも彼女のイラストを見ると、その強さに驚かされる。 それは「好きな物を徹底して追求する」ということだ。音楽でも、芸術一般でも、仕事でも、そして人生でも、結局それしかないのでは、と最近やっと思い当たるようになった。 あたりまえだが、あらゆるジャンルのあらゆるものに「好きだからやっている人」がいるわけで、いろいろ分析したり考えたりして「これが売れそ