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エッセンシャル思考

ーーーーーーーーーーー書籍情報ーーーーーーーーーーーーー
書籍名:エッセンシャル思考
著者:グレッグ・マキューン
翻訳:高橋璃子
レポート作成者:佐々木啓吾
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■この本を読んだ理由

選定理由は2つある。

1つは、業務の質を上げて成果を出すため

これから現場に配属される。今まで以上に業務量が多くなる。
したがって、業務の質の面にもこだわっていかなければいけない。
以前、アワードでも紹介があったり、動画の要約を見たことがあったため
内容は把握していた。
「質を向上させるための思考法を学ぶのなら、この本だ」と思った。

2つ目は、日々の中での取捨選択・優先順位を決める能力を向上させるため

タスクを洗い出したとしても、細分化をしなかったり、優先順位を決めないで取り組んでしまうことが多い。
結果的に、タスクが終わらなかったり、優先度の低いものからやってしまったりしてしまうことがある。

やるべきことを明確にして優先順位を決められるようになりたい。

以上2つの理由から本書を読んだ。

■エッセンシャル思考とは?

エッセンシャル思考を本書では、
・本当に重要なことを成し遂げることだ。
・「より少なく、しかしより良く」を追求する生き方だ。
・多くのことをやりとげる技術ではない。正しいことをやりとげる技術だ。
・自分の力を最大限の成果に繋げるためのシステマティックな方法である。

エッセンシャル = 絶対に必要な  という意味である。

大事なことを見極め、自分の時間とエネルギーを最も効果的に配分し、
最高のパフォーマンスを発揮するための技術である。 
本当に重要なものごとを見極めるために必要なのは、じっくりと考える余裕、何を選び・何を捨てるか、情報収集の時間、十分な睡眠、という4つの視点である。

上記でわかる通り、エッセンシャル思考は闇雲に量をこなすよりも、本当に大切なことに注力をし、成果を出していくことである。

ここで私が感じたこととしては、「深く考える前に、まず行動する」という考えが悪いわけではない。1日24時間という限られた中で、選択もなしに全てのことに手をかけていては、ナンセンスだし、成果は出ないという解釈だと思った。

■エッセンシャル思考を身に着けるための技術

1 常に余裕を持つ
2 何を選び・何を捨てるか決める
3 十分な睡眠時間を作る

1 常に余裕を持つ
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仕事をしていく上で、どんなに完璧にタスクを組んでも、緊急なタスクが入ったり、思ったよりも時間がかかり、タスクにズレが生じることはある。

そのとき大切になる考えが、常に余裕をもって生活することだ。
「余裕を作ることで、どんなことにも対応できるし、落ち着いていられる」
本書にもこのように書かれていた。
この考えはとても共感できる。

ポイントとしては、タスクや予定を立てるときにバッファを設けること。
余計な時間を作ることで、急な用事やいきなりのお願いにも対応できるようになる。

設ける時間に関しては、個人差があるので、自分に見合った時間を設定することがおすすめされている。

2 何を選び・何を捨てるか決める
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大切なことは2つある。
1、考える時間を作る
2、確認をして進める

例えば、
タスクを洗い出したときに、「本当に必要なのか」「優先順位は高いのか」この点を、時間を設けて考えたほうがいい。
理由は、タスクを洗い出してすぐに行動に移しては、必要がない・優先度が高くなかったということが起きてしまうからだ。
せっかく労力をかけて取り組んだのに、無駄になってしまってはもったいない。

だから、まずタスクを洗い出したら、時間をかけて考える、
タスクを細分化してみることがおすすめだと本書に書かれていた。

また、自分一人では、何をやって、何を捨てればいいかの判断ができないときがある。その時に、上司に確認をすることで、適切な判断ができるようになる。

特に私はこれから現場に出て、分からないことだらけだと思う。
その際に自分一人で完結させず、FBやアドバイスをいただいて、適切な選択をしていかなければいけない。

NNGのFBや青塚さんからもよく「もっとFBをもらったり、壁打ちしたほうがいい」と言われることが多い。
自分一人で先走り、無駄な工数を増やしたり、やったのに意味のないことでは、全くエッセンシャル思考ができていない証拠だ。

考える時間を作り、確認しながら進めることで、正しい選択ができるようになる。

3 十分な睡眠時間を作る
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本書では8時間睡眠が推奨されていた。

6時間睡眠の場合、長めの残業をした翌日や、木曜・金曜あたりになると日中に疲れを感じるのですが、8時間睡眠であればほとんど感じないという。
8時間睡眠であれば、文字通り「寝てリセットする」という感覚を味わうことができる。

8時間睡眠を行っていると、疲れがたまらず、日中に全く眠気も出ないため、頭のなかは常にクリアな状態で仕事ができる。

困難な仕事に取り組まなければならないときに、少しでも睡眠不足の傾向があると、つい先送りしてしまったり、取り掛かかってもかなり時間がかかってしまいますが、8時間睡眠を続けているとそれが無くなる。

常にテキパキと仕事をこなしていける感覚はとても気持ちが良いという。

これには2つの意味がある。
1つ目は、頭の中がすっきりとしているため、「とりあえず手を動かす」
ではなく、「よく考えてから取り組める」ということだ。

言い換えると、仕事の優先順位や段取りをしっかりと考える余裕ができるということだ。これは先程も説明した、常に頭の中がスッキリとしている効果になる。

私は睡眠時間を削ると、パフォーマンスが著しく低下する。
しかし、社会人で8時間睡眠を毎日するのは難しいかもしれない。

8時間は取れない日でも、睡眠時間のおろそかにせず、優先順位も高くしていこうと思う。

■どのように行動するか

・日ごろから余裕をもって生活する。
→タスクを立てるときはバッファを持たせる。
→朝は7時半までに出勤してタスクを整理させる。
→カレンダーで立てた予定と結果を見て振り返りをする。
※ドキュメントでシートを作成して行う。

・自己完結ではなくFBや質問をして作業を進める
→研修課題
→現場に出て、分からないことはすぐに聞く

・7時間以上の睡眠時間を取り、仕事の質を上げる。
→6時半起きを想定して11時には布団に入るようにする。

■結果目標、行動目標

結果目標
周囲から信頼されるコンサルタントになる。

行動目標
②コミュニケーション能力の向上




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