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やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ

ーーーーーーーーーーー書籍情報ーーーーーーーーーーーーー
書籍名:やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ
著者:大平信孝
レポート作成者:佐々木啓吾
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■選定理由

普段からやる気に頼って生活しているわけではないが、何かをするときに考えてから行動してしまうことが多い。
やり始めてエンジンがかかってきたら、サクサク進めることができるが、とにかくやり始めるまでに時間がかかってしまう。

先々週に書いたレポートでも、決断に時間がかかると書いたが、後回しにせずに決断をして、とりあえず行動できる人になりたいと思ったので本書を読んでみた。

■すぐやる人の特徴


人間は現状の状況を好み、変化をしたくないと思う生き物である。
これは現状維持バイアスが働いているので仕方がないこと。

そんな中でも、後回しにせずにすぐに行動に移せる人がいる。
共通の特徴として、やる気や根性に頼ることなく、仕組を使ったり、予定を入れたり、何かしらのトリガーを作ることにより、すぐ行動に移している。

めんどくさいという気持ちを起こさせなければ誰もがすぐやる人になれる。

自分の気持ち・やる気に頼ってはいけないと強く主張されている。

37個の中から、特に効果のありそうな2つを抜粋して記載する。

■仮決め・仮行動で動き始めるコツ

行動した後に「今すぐ行動しよう」「やっぱりやめておいたほうがいいかな、でも何もしないのも良くないし、どうしようかな」と迷って、時間が過ぎてしまうことは多くの人が経験したことがある。

こうやって時間が過ぎていってしまうのはとてももったいないことである。
こういう時は「仮決め仮行動」からするのがおすすめ。
具体的には、「まず仮で決める」という思考を習慣付けるようにする。

たとえ十分な判断材料が揃っていなくても、判断するのに十分な状況になくても、とりあえず「仮」でいいので決断して行動する。
ただし、あくまでも仮の決断なので、違和感が出てきたら軌道修正すればいいわけである。

もし一度決めたことが「最終決断」だとしたら、絶対間違えてはいけないし、必ず正しい判断をしないといけないので、決断のハードルが上がってしまう。しかし、あくまでもお試し行動をするための仮の決断であれば、ハードルは一気に下がる。

ただ、仮決め後に実際に「仮行動」することが重要だと分かっていても、なかなか行動に着手できないのが人間である。

例えば、「本を1章読む」「毎日15分筋トレをする」「週末は自炊する」などと仮決めしたとしても動けないことが多い。

いざ着手しようとするときに、「めんどくさい」「まあいいか、明日にしよう」と流されてしまうことがある。

そんなときの対処法として本書では10秒アクションというものがおすすめされていた。

10秒アクションとは!?

10秒アクションとは、文字通り「10秒あればできる具体的行動」のことである。

たとえば、ランニングを始めたいのに、なかなか動けないのであれば、
「最初の10秒はどんなことをするのか?」と考え、それだけを実行してみる。「シューズを履く」「ランニングウェアに着替える」といったことをとりあえずやってみる。

勉強であれば、「テキストを開く」、早起きであれば、面倒な仕事であれば、「使用するソフトを立ち上げる」といったイメージである。

たったこれだけのことでも、劇的な変化が訪れる。
なぜ、これが劇的な変化につながるのだろうか。

たしかに、10秒でできるアクションは些細なことだが、些細なことだからこそ誰もができることである。

10秒アクションの段階で失敗する人は誰もいない。「失敗しない」からこそ、その後の行動につながる。
10秒着手してみてスムーズにいくのであれば、そのまま続ければいい。
10秒アクションがきっかけとなってその後、勉強、ランニング、筋トレ、仕事、片づけなどが15分、30分続いたというのは、よくあること。

この10秒アクションの効果は、脳科学的に証明されている。
人間の脳はできるだけ変化を避け、現状維持しようとする防衛本能が働いている。
一方で脳には「可塑性」という性質があり、ほんの少しずつであれば変化を受け入れると言われている。
つまり、10秒という小さなアクションであれば、脳は変化に対応でき、
10秒アクションという小さな一歩でも、側坐核を刺激する効果がある。
やる気が起きるのを待っていても永遠に行動することはできない。
「まず動く」ことで、やる気は後からついてくる。

■前日にちょっとだけ手を付けておく

面倒なこと、大変なことは前日に少しでもいいから手を付ける。
事前に少し着手することで面倒くさがる脳に「未知」を「既知」だと思わせられるからである。

重たいタスクや勉強、部屋の片づけなど、つい先延ばししてしまう面倒なことを先延ばしせずにやりきるためのポイントは前日にある。
仕事なら前日の終業時、プライベートに関することなら就寝前に少しだけ着手したり、準備したりしておくのが得策である。

たとえば、自分の持っている案件で難しい施策を考えなければいけないとき、前日の終業時に1つだけリサーチしたり、分かるものだけ書き出して帰るのがいい。
重たいタスクでも始めて見るとそんなに時間がかからなかったということはよくあることである。

部屋の片づけなら、前日の夜に不要なものを2つ、3つ捨てたり、片づける予定の部屋を掃除しやすいように少しだけ整理しておく。
たったこれだけのことで、先延ばししがちなことに着手しやすくなる。

「たったそれだけ?」と不思議に思うかもしれないが、これには2つの理由がある。

1つ目は、行動に対するハードルが下がるからである。
これは、上記でも書いた「10秒アクション」と同じで、ほんのちょっとでも行動することで、「未知」のことが苦手な脳に、この行動は「既知」であると思わせ、現状を維持しようとする脳の防衛本能に抗わずにすむようになるのである。

2つ目は、物理的なアクセスタイムが短くなるからである。
事前準備が終わっている状態であれば、迷いなく動くことができる。
「面倒くさいな」「やっぱり今日はやめておこうかな」などと余計なことを考える前に動けるため、先延ばしにしてしまうことが格段に減る。

おまけとして、一度手をつけた後に睡眠を挟むことで、アイデアが深まったり、新たなアイデアが出てくることもある。
脳は、その日に見聞きした情報を寝ている間に整理する。

その過程で、これまでストックされてきた情報・記憶が呼び起こされることがあり、それらが結びつくことによって思いもよらないアイデアが生まれることがある。


■どのように行動するか

①仮決めをしてとりあえずで動き、行動量を高める。
→判断を早くし、1日にできるタスクの量を増やす。
目的:今は質より量にこだわりたい時期なので、量を最大化させるため

だいぶ抽象的な行動目標なので深堀していく。
業務中にやらなければいけないことを書き出し、やり始める前に時間を決めて、時間で作業を進めるようにする。

前回の行動目標で、作業時間を図っていたので、その時間を参考に
作業を時間軸で進めていく。

例えば、アカウントチェックを行う際に、今までは数値が悪いところを見つけるとその時点で、理由を考え始めていたが、今後はまず全部のチェックを終了させてから、数値が悪い原因を考える時間を作るようにする。

1つの作業を中途半端で終わらせるのではなく、完了させて次に進む。

現在タスクはドキュメントに箇条書きをし、完了したものから○をつけているが、△をつけてもいいことにする。

一通り行ってから再度完了させるようにする。

②前日にちょっとだけ手をつける
→退勤前に次の日のタスクを整理して、少し進めてから退勤するようにする。
目的:次の日の作業を始めやすくするため。

毎日、退勤前にまつけいさんに1日の報告をする時間があるので、その際に次の日に行うこととちょっとだけ手をつけたことを報告する。

その時点でわからないことがあれば、質問も挟んで作業に取りかかりやすい準備をする。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 修正↓

▼やり始めるのに時間がかかってしまう原因
色々考えたが、1番の原因は最初から上手くやろうと思うこと、失敗を恐れていることだと思う。

・1発で合格をもらおう
・FBの回数を多くしたくない。そもそも指摘されたくない。
・大枠を理解して進めたい→リサーチに時間をかけてイシューがズレる。

など理由は沢山あるが、根本は上手くやろうとしてしまい、
動けないことが多い気がする。

考えて分からないことはすぐに聞いて作業を進めたり、とりあえず進めて、早い段階で壁打ちするのがいい。

こんな自分を改善させるために、分からないことはすぐに聞く癖をつけるようにする。

すぐ=1度調べ、答えが見つからないものは聞くようにする。

この時に、やすやりみが読んでいた「P&G式10の習慣」を意識して行う。

目的を明確にして質問をしたり、作業に取り組むようにする。
質問をしに行くときも、何を解決したいのかという目的を明確にし、
意味のある質問を心がけていこうと思う。

今週、来週は作業中にフォーカスを当てて行動目標を立てることにする。

③行動目標
分からないことは質問をして作業をすぐに進められるようにする。

理由:質問するかしないか迷って作業を開始できないことがよくあるから。

アクション:分からないことがあったらドキュメントに質問内容・目的を記載して質問をしに行く。解決して作業がすぐに進められたら○をつける。

まつけいさんにもこの目標を話してFBをもらうようにする。

①②③を行う。

■結果目標

信頼されるコンサルタントになる。


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