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「伝え方しだい」で人生は思い通り 神トーク

ーーーーーーーーーーー書籍情報ーーーーーーーーーーーーー
書籍名:「伝え方しだい」で人生は思い通り 神トーク
著者:星渉
レポート作成者:佐々木啓吾
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■この本を選んだ理由

頭の中にあることを人に上手く伝えるのは自分の課題の1つである。
同じ話をしても話を聞いてみたい人、そうでない人がいると思う。
話を聞いてみたい・そそられる人にはどんな特徴があるのかが知りたかったので、本書を読んだ。

本書を読むことで、伝え方にプラスして、自分の普段の姿勢やスタンスを変えることができる。それにより相手の聞く姿勢も変えることができ、よりコミュニケーションを円滑に進められることができる。

■人の心を動かす3つの絶対条件

①話を聞くに値する人だと思われる日常での振る舞い
②相手に安心感を与える
③相手の自己重要感を満たす

①コミュニケーションの取り方やテクニックも大切だが、
自分自身の日常の姿・言動・行動によって、相手に与える信頼感や影響度は変わる。

例えば、
正しいことを言っていて、相手を説得させたい時でも、普段の行動や立ち振る舞いが原因で、聞く耳を持ってくれないこともある。

②相手に安心感を与えるには、相手の話を絶対に否定せず、最後まで聞くことだと本書では書かれている。

逆に
・自分の意見が相手に否定されたとき
・話を途中で遮られたとき
こういったときに人は不安を感じる。

そして一度不安に感じてしまうと、無意識に避けるようになってしまう。要するに、否定をしたり話を途中で遮ったりしてしまうと、負の印象を植え付けられてしまうということだ。

人は話を聞くよりも、聞いてもらいたい生き物である。
理由は人は自分の意見を吐き出さないと、新しい考えを納得して受け入れることができないから。
相手の話は絶対に否定をせず、最後まで聞くことが重要である。

〇傾聴力がある人の特徴
傾聴力がある人にはいくつか共通事項があると考えらている。傾聴力に優れる人は以下の特徴がある。

・相づちやジェスチャーの種類が豊富
・自分が理解できないときは、質問してわかろうとする
・相手の話を途中でさえぎらない
・相手の会話に相づちを入れ、最後までしっかりとその内容を聞き取る
真意がわかりにくかったり聞き取れなかったりした場所に関しては、
「さっきの●●とはつまり▲▲ということですか?」などと質問を入れて正確に理解しようと努める。
このような特徴を兼ね備えた人は、確かに傾聴力が高いと言える。

〇傾聴力がない人の特徴
反対に「傾聴力がない」とみなされてしまう人の特徴をみてみよう。

・話題の主役を自分にしてしまう
・相手の意見を否定してしまう
・相手を説得しようとしてしまう
・自分の意見を押し付ける
悩み事を相談している最中に
「俺(私)ならばこういう風に対応するけどなぁ」
「その考え方っておかしいと思うよ」などと口を挟む。

ひとしきり話し終えた後に「その言い分もわかるけど、実際のところは●●みたいにした方が効率的でいいと思わない?」などと言ってきたりする人に、今後も積極的に相談したいと思うだろうか。

相手の意見をくむことなく、自分の意見を主張したいだけの人は傾聴力がないと言える。

○傾聴力を高めるトレーニング方法

相手の目を見て話す
人と話すときには、しっかりと相手に体を向け、顔や目を見る。目は正面から相手をまっすぐ見るようにし、視線をあちこちに逸らすのはやめる。

温和な表情を保つ
表情は意識的に柔らかくする。特に、普段から「目が怖い」「笑っていない」と言われるような人は注意。

当たり前のことだが、日頃から柔和な表情が作れていると、相手に好感を持たれやすい。柔和な表情は、話を聞きたい相手に、心を開いてもらうための有効な一手となる

適度に相づちを打つ
「はい」「えーっ! 」「そうなんですか」など、話の合間に適切な相づちを打つことも重要。相づちを打つことで、「話をきちんと聞いていますよ」という安心感を相手に与え、相手にリラックスして話してもらえる。

話を途中で遮らない
傾聴力を鍛えるためには、思いついたことがあっても、まずは相手に最後まで話をさせることが重要。会話は大切なコミュニケーションツール。相手の話を全部受け入れることが礼儀である。

人の話を途中で遮る人は短気で自己中心的な人物だと思われて警戒される可能性がある。最後まで聞かなくても内容がわかる話だったとしても、焦らず、その人の言葉をしっかりと全部受けとめてあげること。

ミラーリング
「ミラーリング」とは、鏡のように話し相手と同じポーズを取る手法。

親しい者同士によく起こる現象で、相手が腕を組んだらこちらも腕を組む、手を振ったら自分も手を動かす――など、相手と同じ仕草をすると親近感が湧くと言われている。

バックトラッキング
「バックトラッキング」とは、オウム返しという意味である。

話し相手の話を繰り返して、「ちゃんと聞いていますよ」という合図を送る手法です。話し相手は、話を理解してもらえていると感じることで、安心して会話を続けることができるようになる。

ただし、バックトラッキングを何度も繰り返していると、相手は馬鹿にされたような気分になる恐れがあるので、慎重に。

相手の発言を言い換える
相手の発言を自分の言葉で言い換えて返すのも大事。たとえば、困りごとの相談を受けた際に、「つまり、~~ができれば解決なんだね」などと、相手の発言を要約して、ポジティブに返答してあげることがおすすめ。

「パラフレーズ」と呼ばれるこの方法は、話が伝わっていることを相手に知らせると同時に、会話の内容に対するお互いの認識が間違っていないことを確認する意味があります。

質問するときは5W1Hを意識する
より具体的な情報を引き出すために、質問時は5W1Hを意識することが重要。ビジネスパーソンの心得として、5W1Hを意識して報告することは常識である。

◎効果的な質問
「他にもっと話しておきたいことはありますか?」
受け入れるよりかは受け止めてあげるを意識するとよい。

振り返ってみると、松けいさんは、自分が話した後に絶対にこの一言を添えて、話を聞き出していた。
つい話してしまうことがあったと思う。

③相手の自己重要感を満たすには、褒めるべき。
褒められて嫌な気持ちになる人はいない。
褒めることで、相手に聞く体勢を作ってもらうことができる。

例えば、
「資料が完成したので、確認してほしい」と頼まれた場合、
誤字の修正やデザインを変更したほうがいいと伝えるとき、
ストレートに伝えるのではなく、まずは褒めてあげる。

「資料の質高いなーー!」「見やすい!」などで褒めてから、
「デザインはもっと〇〇にしたほうがいいんじゃない?」
「資料は綺麗なのに誤字があるともったいないよ!」など
枕詞のおかげでだいぶ印象も変わる。

ちょっとの意識で印象が全く変わってくる。
しかし、意識しないとなかなかできるものではない。
日頃の私生活から取り入れてみることがおすすめされている。

■どのように行動するか

・話を聞く姿勢を意識する
→相槌やいいリアクションをして相手に気持ちよく話してもらう。
→話を途中で遮らず、最後まで聞く
→発言を言い換えてあげて、聞いていることをアピールする。

・褒める癖をつける
→指摘をするときも枕詞に褒めワードを持ってくる
→日ごろから褒められる部分がないかを見る
 褒められる部分はリアクションも大きくする。
 ※大胆にやりすぎると、わざとなのが伝わるから注意していく。

■話を聞くに値する人だと思われる日常での振る舞

話を聞きたいと思う人に共通していることが2つあると思う。

・尊敬できる人
・話している内容が的確な人

この2点だと考えている。

尊敬できる人の特徴として、目標に向かって頑張っている人だと思う。
普段は面白いことを言っていても、やるべき事は絶対にやる。
凡事の徹底ができていて、頼りになる人の話は聞く気になる。
また、話していることが筋が通っていて的確な人は話を聞く気になる。
行動・言動に一貫性がありブレがない人の話は聞きたいと思う。

今の自分を振り返ってみると、上記2点は足りていない。
ふざけてしまう癖があり、オン・オフの切り替えができていないことがある。

上記の理由として日ごろテンションが低く、意識しないと感情が「無」になってしまう自分がいる。したがって明るくいようとし、その勢いでふざけてしまうことがある。

周りから尊敬され、話を聞きたいと思われるようなるには、
普段の行動・言動・メリハリを持って生活していくことが重要である。

行動・言動・メリハリを改めていく。

■結果目標、行動目標


結果目標
周囲から信頼されるコンサルタントになる。 

行動目標
②コミュニケーション能力の向上   


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