マジックアワーの少し前
マジックアワー。
それは魔法がかかったような美しい薄明の風景。
しかもめったに見られるものでないわけで
なおさら出会えれば、それは嬉しいと思うんですけどね。
天邪鬼と言うか、意気地なしと言うのか
最高の時を迎えるのが怖い、と言うか
まだそれを感じたり見たりしてしまうのは勿体ない・・・
なんて思う貧乏性。
そんな事をしているうちに、見られなくなっちゃうのにね。
でもやっぱり、最高の少し前が好き。
もう少し頑張れば、とか
もう少し我慢すれば、とか
あとちょっとワクワクする時間を味あわせてよ。
という事でマジックアワーの前って
どんな風景なんだろうかと色々想像して描いてみた。
日の入りの前であれば、少〜しだけ
最後の陽が残って、全体は薄暗くなっていく。
もうすぐ始まるのか、まだ少し間があるのか。
もしかして今日は始まらずに闇が押し寄せてくるのか。
ドキドキ。
きっと丘の上に立つ二人の頬はピンクに染まっているでしょう。
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